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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。
今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。
最強のタフネスライトとして名高い「マグライト」。金属削り出しの頑丈なボディが特徴で、アウトドアで活躍する世界中のプロフェッショナルが愛用しています。また、LED・マグタック・ミニ・PRO・白熱球など種類も豊富。そこで本記事では、マグライトの選び方とおすすめ商品を紹介します。
警察や消防、軍などで利用!
マグライトとは?
1979年にアメリカで生まれたマグライトは、闇のなか危険を顧みず働く危険性のある世界中の警察官や消防士などからも絶大な支持を得ています。
日常生活はもちろん、非常時にも強靭なボディと、まぶしいほどの光で活躍するマグライト。コンパクトなものから、過酷な業務に対応するものまで幅広いタイプのものがあります。アウトドアや非常時に備えて用意しておきたいアイテムです。
マグライトの選び方
キャンプライターの中山一弘さんに、マグライトを選ぶときのポイントを教えていただきました。特徴をよくつかんで目的にあったものを選びましょう。
シリーズごとの特徴で選ぶ
マグライトには、さまざまなシリーズが展開されています。使用目的にあったシリーズから選ぶと選びやすいでしょう。
マグライトLED:タフで幅広い用途に使える多機能シリーズ
「マグライトLED」シリーズは長距離長時間などの多機能シリーズです。
とても明るい光を放ち、点灯のモードも複数のパターンがあるなど、ユーザーが求める機能を多く搭載した多機能タイプは、デイリーユースから非常時のSOS発信までマルチに使えます。
また照射距離や点灯時間が長いものもあるので、家に1本あると心強い製品です。また使用する電池もアルカリ電池など手に入れやすいものであるのもうれしいポイントです。
ミニマグライトLED:シンプル機能のコンパクトシリーズ
スリムなボディで、重さも卵1個分(約70g前後)とコンパクトな「ミニマグライトLED」シリーズは、ポケットやカバンにもすっぽりと収まります。タイプによっては、ヘッドとボディに太さの差がない筒状になっているものもあるので、邪魔になりにくいつくりのものも。電池も単三や単四の乾電池を使用しているので、入手しやすいでしょう。
塾通いなどで夜遅くなることもある子どもの防犯用にもたせるにはぴったりです。
マグタックLED:過酷な環境でも対応する最上位機種シリーズ
極寒や海上での過酷な作業にも対応できる「マグタックLED」シリーズは、軍事コンサルタント監修による堅牢な製品です。多機能タイプやコンパクトタイプよりボディは太さが増しますが、そのボディを使用してガラスや岩を砕く脱出用工具としても使用可能です。
ハードなボディのわりには、使用している電池はボタン電池で、予備を多めに持っていたとしてもあまりかさばらないのも特徴です。価格は幾分高めになりますが、価格に見合った働きをするシリーズです。
ミニマグライトLED PRO:世界中の警察が認めるプロフェッショナルシリーズ
世界各国の警察でも実際に使用されている「ミニマグライトLED PRO」シリーズは、オンオフだけのシンプル機能です。つくりが丈夫で照度が高く、遠くまで照らせるので夜間のジョギングやパトロールなどにもぴったり。重さも約70g程度と手に持っていても負担になりません。
単三電池を使用するタイプで、操作もかんたんなため、複雑な機能を必要としない人に向いています。
光源の種類で選ぶ
マグライトの光源といえば、上記のLEDタイプが主流となっていますが、「白熱球タイプ」や「旧LEDタイプ」などのマグライトもあります。
まだまだ人気の「白熱球」タイプ
マグライトも、近年では人気製品の光源はLEDですが、古くからのファンは白熱球のほうが好きなのではないでしょうか。光源は明るくバッテリーの消費を抑えられるLEDのほうが理想ですが、温かみのある白熱球も一度は試してほしいところです。
キャンプなどで使うには、むしろ白熱球のほうが温かみがあって好みという人も大勢います。マグライトもいまだに白熱球モデルを用意しているので、興味のある人はぜひ使ってみてください。
シリーズとしては「MAGLITE D.CELLシリーズ」、「ミニマグライト 2AAA」、「ミニマグライト ソリテール」などがあります。
「LED」タイプは非常時にもぴったり
LEDを使ったマグライトの初代や第二世代は、電池の持ちが長いことが特徴で、「弱」設定であれば48時間の連続点灯が可能です。長時間のアウトドアや非常避難時の明かりとして重宝します。
ただし、旧LEDタイプは生産が終了している製品なので、見つけたら早めに入手したほうがよいでしょう。
特に旧モデルにこだわりがない場合は、現行モデルはすべてLEDタイプとなっているので、あまり気にする必要はないでしょう。
アウトドアやレジャーにあると便利な機能で選ぶ
しっかりとした光を供給してくれるマグライトですが、さらにアウトドアなどで活躍する機能を搭載しているものもあります。
周囲の暗さに合わせて調節できる照度調節機能
マグライトには、対象までの距離によって焦点を調節する機能が備わっていますが、なかには光の強さを調節できるものもあります。
真っ暗闇のなかや薄闇のなかなど周囲の明るさによって、また対象となるものとの距離によって明るさを調節することで、ライトによる目がくらんだり、周囲への影響を心配する必要がなくなります。
緊急時に役立つフラッシュライト機能
山や海で遭難した場合や、地震などの災害にあった際に、救助要請に役立つのがフラッシュライト機能です。
通常のライトでも「短い点灯を3回(間隔)長い点灯を3回(間隔)短い点灯を3回」と点滅させる操作をすることで救助信号となりますが、あせっていたり慣れていなかったりするとなかなか思うように点滅させられないものです。
フラッシュライト機能のなかには信号どおりに自動で点滅するものもありますので、万が一に備えて搭載しているものを選ぶと便利です。
ハンドフリーで使えるキャンドルモード
マグライトは通常手にもって使用するライトですが、両手がふさがっていたり、長く同じ場所を照らしたりする場合には、ハンズフリーになるタイプの「キャンドルモード」搭載のマグライトもあります。床に設置することでテント内の空間を広く照らすこともでき、ランタン代わりとして活用することも。
LEDは長時間点灯できるので、常夜灯として動物除けに一晩点けっぱなしにしておくことも可能です。
連続点灯時間で選ぶ
マグライトは強力な光が魅力ですが、強い光を発生させるということはそれだけバッテリー消費も激しくなります。光量とバッテリー稼働時間はいつも悩ましいですが、キャンプなどで使う場合はあらかじめどんな使い方をしたいかで傾向を知ることができます。
たとえば、駐車場から設営場所までの15分だけ使いたい場合なら、明るい光で短時間持てば十分です。あるいはテント内で夜間に読書をするのに使いたいというなら、光量を押さえて点灯時間を延ばせる省エネモードがあると便利です。
自分がマグライトを使いたいシーンに合わせて最適なモデルを選びましょう。
ボディカラーで選ぶ
マグライトは、黒いボディのものが主流となっています。なかには、持つ人の好みのカラーのものもありますが、アウトドアなどで長く使用しているとキズが目立ったり、塗装が剥げたりすることも。そうなると、機能に問題がなくても買い替える必要も出てきます。
シルバーボディのマグライトならボディのキズもそれほど目立つことがないので、長く使えるのがメリットです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)