土用の丑の日は、ウナギを食べる日としてもよく知られていますね。暑い盛りに栄養価の高いウナギを食べることは夏バテ防止にもとてもいいですが、してはいけないNGなこともあります。今回は、土用にするといいコト、いけないコトをご紹介します。

土用の丑の日はいつ?

2019年の土用の丑の日は、7月27日。土用の丑の日とは、文字通り「土用」と「丑」が重なる日です。土用とは、春、夏、秋、冬の季節と季節の中間にあたり、四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前のおよそ18日間のことで、年に4回あります。その土用内に十二支の丑が巡る日が土用の丑の日です。

ウナギを食べるといい日とされる夏の土用は、暦の上では夏から秋へ変化する土用となります。

してはいけないコト

土用は季節の変わり目となりますので、体調も崩れやすく不安定な運気となるのですが、土を触ると土を守護する土公神(どこうかみ)の怒りを買い、凶の強い働きを受け、災いを被りやすいとされます。

土用の中でも土のエネルギーが強い丑の日は特に、ガーデニング、引っ越し、新築、増築など土に関することや、結婚、転職など人生の節目となる大きなアクションも控えたほうがいいでしょう。

また裏鬼門とも呼ばれる西南の方向との相性が悪い時でもあります。西南に向かうことはNGです。重要な用事があり、どうしても出かけないといけない場合は、面倒でもいったん別の方角へ出向き、方向を変えて目的地に向かうのも運気ダウンを回避することができます。

したほうがいいコト

土用は、はっきりとしない変化の多い時期となりますので、無理をせず、ゆっくりのんびりと過ごすことがいいとされています。

夏の土用が過ぎれば、立秋です。まだまだ暑い盛りですが、暦の上では秋となります。秋は金のエネルギーを司り、金運を動かすビックチャンスです。

土のエネルギーは金のエネルギーにパワーを与え、生み育てます。ウナギのほか、うどん、梅干し、牛肉、ウニなど「う」が付く食べ物で英気を養いましょう。気持ちに余裕を持つことで幸運が入るスペースが生まれ、金運を呼び込み、収入アップにつながります。

宇治金時、ういろうなどのスイーツや、ウーロン茶、梅酒、ウイスキーなどで涼やかに夏を楽しむのもいいですね。

執筆者プロフィール:月香(つきか)

ハート占い1to1ハートスクール1to1主宰。幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引き寄せることができると実感する。Yahoo! 占いにてデジタルコンテンツ「霊通師 月香」を監修。スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。