JTは9月中旬より、「わかば・シガー」、「エコー・シガー」を全国で販売開始する。
同社はこのほど、旧3級品銘柄である「わかば」「エコー」「ゴールデンバット」の3銘柄について、10月以降は在庫売り尽くしをもって販売を終了し、廃止することを発表した。
長きにわたり多くのユーザーから愛されてきた3銘柄だが、9月末の旧3級品特別たばこ税率撤廃により値上げを免れないとのことで、同社は新たにリトルシガーとして「わかば・シガー」(20本入り / 360円)、「エコー・シガー」(20本入り / 350円)を発売するに至ったという。
リトルシガーとは、たばこ葉を原料にして作られた巻紙でたばこを巻いた商品であり、葉巻の一種。
両商品とも、リトルシガー特有の豊かな香りを活かしつつ、「わかば・シガー」はクセのないソフトな「わかば」の味わいと香りを、「エコー・シガー」は「エコー」の持つたばこ本来のコクのあるうまみを実現したとのこと。
なお、旧3級品銘柄のひとつである「うるま」については、その他銘柄同様に税額分として大幅な値上げを予定しているというが、沖縄県地域固有の銘柄であり根強い支持があるため販売を継続するとしている。