エプソンは7月25日、家庭用インクジェットプリンター「カラリオ」の2019年モデルとして、6機種8モデルを発表した。全モデル8月1日より発売する。
EP-982A3
EP-982A3は、プリンタ / コピー / スキャナ機能を搭載するA3対応インクジェット複合機。予想実売価格は30,000円台前半(税別、以下同)。
印刷サイズはA3まで、スキャンできるサイズはA4まで。インクシステムは、ブラック/シアン/マゼンタ/イエロー/ライトシアン/ライトマゼンタで構成される染料6色の独立タイプとなっている。印刷機能は、写真や文字を普通紙でも鮮やかにプリントする「色あざやかモード」を搭載。「オートフォトファイン!EX」には「逆光モード」を追加し、白飛びと黒つぶれしたエリアを補正して印刷する。
操作用に4.3型のタッチパネルを装備し、スマートフォンアプリ「Epson Smart Panel」からのプリンタ制御も可能。新たに交換可能なメンテナンスボックスも採用している。前面には給紙用カセットを2段を備え、2種類の用紙をセットしておける。最大給紙枚数は100枚で、背面からの手差し給紙も可能。ランニングコストは、A4カラー文書で約12.2円、L判写真で約20.6円。印刷速度はL判写真で約13秒。自動両面プリントにも対応。
印刷方式はMACH方式で、最大解像度は5,760×1,440dpi。インタフェースはUSB 2.0×1、10BASE-T/100BASE-TX有線LAN×1、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN。メディア接続用USBポートとSDメモリーカードスロットも備える。本体サイズはW479×D668×H295mm(使用時)、重さは約8.5kg。
EP-882A
プリンタ / コピー / スキャナ機能を搭載するA4対応インクジェット複合機の売れ筋モデルで、カードや名刺サイズの用紙も印刷できる。ランニングコストは、A4カラー文書で約12円。無線LAN規格は2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nのみサポート。本体サイズはW349×D527×H184mm(使用時)、重さは約6.8kg。そのほかの仕様は「EP-982A3」とほぼ共通。
予想実売価格は30,000円台前半。カラーバリエーションとして、ホワイト / ブラック / レッドの3色をそろえる。
EP-812A
予想実売価格が20,000円台中盤の中級モデル。交換式メンテナンスボックスには非対応で、インタフェースはUSB 2.0×1、IEEE802.11b/g/n対応無線LANのみ。操作用ディスプレイも2.7型に縮小されている。
ランニングコストは、A4カラー文書で約17.1円、L判写真で約29.5円。カードや名刺サイズの印刷には非対応。本体サイズはW390×D598×H196mm(使用時)、重さは約6.8kg。そのほかの仕様は「EP-882A」とほぼ共通。
EP-712A
予想実売価格が10,000円台後半の中級モデル。自動両面プリントには非対応で、操作用ディスプレイが1.44型に縮小。給紙カセットは1段のみで、背面からの手差し給紙はできない。印刷速度はL判写真で約17秒。本体サイズはW390×D504×H163mm(使用時)、重さは約5.9kg。そのほかの仕様は「EP-812A」とほぼ共通。
EW-452A
予想実売価格が10,000円台前半の低価格モデル。インクシステムは、顔料のブラックと染料のシアン/マゼンタ/イエローの4色で構成される独立型。給紙を背面から行う仕様で、セットできる用紙は100枚。交換式メンテナンスボックス / 自動両面プリント / カードや名刺サイズの印刷などに対応する。「色あざやかモード」には非対応。
ランニングコストは、A4カラー文書で約13.3円、L判写真で約25.7円。印刷速度はL判写真で約70秒。本体サイズはW375×D578×H242mm(使用時)、重さは約4.3kg。そのほかの仕様は「EP-712A」とほぼ共通。
EW-052A
予想実売価格が10,000円前後の低価格モデル。交換式メンテナンスボックス / 自動両面プリント / カードや名刺サイズの印刷などには対応しない。操作用ディスプレイも省略されている。
ランニングコストは、A4カラー文書で約13.2円、印刷速度はL判写真で約74秒。穂体サイズはW390×D504×H279mm(使用時)、重さは約4kg。そのほかの仕様は「EW-452A」とほぼ共通。