東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は7月24日、競技体験プロジェクト「東京2020 Let’s55~レッツゴーゴー~オリンピック1年前スペシャル!」を東京国際フォーラムにて開催した。このうちJAL(日本航空)は、オフィシャルスポンサーとして支援するフェンシングをVRで疑似体験できるブースを設置した。
VRでフェンシングを体験!
「Let’s55」は東京2020オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに全55競技が体験できるプロジェクト。参加者が競技ルールに詳しくなったり、競技選手が身近になったりすることを目的としている。
東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで残り1年となったこの日のイベントでは、オリンピック17競技、21種目の体験ブースが登場。
このうち、JALが構えたブースでは、VRデバイスでフェンシングの太田雄貴さんと対戦できるコーナーが設置された。
ブースは、順番待ちの親子連れが行列するほどのにぎわい。参加した子どもたちは、簡単なルールを説明してもらった後、コントローラーを剣に見立ててリズムよく前後にステップを踏んでいた。プレイの様子はモニターに映るため、付き添いの親も一緒に楽しんでいるようだった。
オリンピックの機運を醸成する新制服も披露
また同ブースでは、オリンピックの開催に合わせて2020年4月から一新する、客室乗務員と地上接客スタッフの制服も披露。
「従業員、スタッフの意見を聞きながら、時間をかけて決定していったデザインですので、出来上がりが良いと非常に好評でした。みんな着用を楽しみにしています」(担当者)。
JALとしては初めての試みとなるパンツスタイルも導入しており、担当者は「オリンピックの機運を醸成する意味合いもあり、新しい制服を身に着けて、より良いサービスを目指していきたい」と話していた。