テレビ東京系番組『先生、生きてますか?』(26日18:55〜19:56)の収録がこのほど行われ、MCの南海キャンディーズ(山里亮太、山崎静代)、ゲストのユースケ・サンタマリア、貴乃花光司が取材に応じた。
同番組では、ゲストの印象に残っている先生が現在生きているのかを追跡し、生きていれば直接会って感謝を伝え、もし亡くなっていた場合は墓前に手を合わせ近況を報告する。特に子供を持つような年齢になると、恩師が亡くなることや、逆に今の教師の大変さを感じることも多いということから、先生への感謝の気持ちを表す企画になったという。
取材に応じたユースケだが、同級生などについて聞かれると「結構覚えてないんですよ。昔の同級生が、確実に俺のこと知ってる感満載で来るんだけど、俺は覚えてないの」と苦笑。「でも『誰?』というのも失礼じゃないですか。だから『おお~!』と。それに対して『もしかして俺のこと覚えてないんじゃないの? 名前言ってみ? って、言っちゃダメだから」と釘を刺す。
山崎は「昔同級生だった子が、女優さんになって『フラガール』で共演してた。徳永えりちゃんという子で、直接は会ってないけど、大学の式典に来てたって」と驚きの関係を明かした。
実際に自身の恩師で心に残っている人を聞かれると、ユースケは「『モンゴリアン』ってあだ名の理科の女の先生がいたの。怖いのよ。めっちゃくちゃ。悪いことしたら、モンゴリアンチョップ、ダブルでくるのよ」と振り返る。「でも、その先生に会いたいとは思わない。行ったら絶対『モンゴリアンもう1回ってなるから! それはやだから!』と拒否した。
今回番組で小学校の恩師の行方を捜してもらった貴乃花は、「男子校だったんですけど中学の恩師にも恵まれたから」と明かし、ユースケは「次そこ行きます」と宣言。山里は「中学校の加藤先生。加藤先生は『自分は女優をやってるんだけど、仮の姿で先生をやっている』という絶対バレる嘘をつく。でもすっごい人気の先生で。小学校の時の僕の内申書を見て『とてつもないダメな子が来るから、学校で一番良い先生をつけてくれ』とつけられたのがその先生だったらしいんですよ」としみじみ。加藤先生。元気かなあ。高校のときの大内先生も、なぜか僕に会うと論語を読ませる。だから僕はクラスで1番孔子のこと知ってたんです」と様々な先生を思い浮かべた。
山崎は「むちゃくちゃ印象的なのは、高校の時のキリヤマ先生という、アルコール中毒の先生」と語り、山里は「その先生に対して『生きてますか』は言いづらいよ!」とつっこんでいた。
ユースケは「今の先生、かわいそうだと思います。大変だと思うよ! 何したら問題になるかわからないから。俺たちが印象に残ってるのは、怒ってくれる先生なんです。理不尽な怒り方じゃなくて、真剣に怒ってくれた先生が印象に残ってるんです」と主張する。「今それやっても問題になっちゃうこと多いでしょう? 先生も生徒もかわいそう」と言うユースケに、山里も「叱ってくれたって感覚ですからね」、貴乃花も「『先生に叩かれた』と言ったら僕らのせいですもんね」と同意していた。