経営陣が刷新されなければ吉本興業を辞めると表明していたお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が24日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演。23日に行われた大崎洋会長との話し合いの内容を報告した。
加藤は冒頭、「まずこんな事態になってしまっていることをお詫びしたい。騒ぎになってしまっていることを申し訳ないと思っています」と謝罪。
大崎会長との話し合いについては「大崎会長は自分の今の体制でなんとか吉本をこれから変えていきたいんだと話をされました。いろいろな改革案も聞かせていただきました。ただ、今の経営陣が変わっていただかないと僕は辞めるって言ったということで、そこはいろんな話をしました」と話し、宮迫と亮の会見と岡本昭彦社長の会見の食い違いも指摘したが「なかなか合致点がなかなか見つからない」と語った。
そして、「大崎会長、岡本社長が退陣されないと吉本を辞めると言ったことに関しては、宮迫さん亮の会見を見て、こんなことを芸人にさせる会社は僕はもういられないという気持ちで発言しました。それを芸人サイドの意見として伝えても、会社の考え方はあって、ずっと平行線で3時間話すことになって、結果として1回大崎会長が持ち帰らせてくれという形になって、まだ平行線というまま」と説明。
「『僕自身の意思は固いんです』っていう話をしたんですけど、『今決めることはできへん』と言われたので、『わかりました』ということで帰ってきた状況」と加え、「これからまた引き続き話もしながら決定していきたい。僕の意思はそんなに変わらないと思うんですけど」と、決断は保留したものの現時点では考えは変わっていないようだ。