俳優の生田斗真が、10月スタートの日本テレビ系ドラマ『俺の話は長い』(毎週土曜22:00~)で、4年ぶりに連ドラに主演することが23日、分かった。

『俺の話は長い』主演の生田斗真=日本テレビ提供

このドラマは、「夫が残した喫茶店を営む母親」に寄生しながら生活している31歳ニートのダメ男・岸辺満(生田)の人生が、「マイホーム建て替えのため一時避難で転がり込んでくる姉家族」によって一気に動き出すというもの。『世界一難しい恋』『もみ消して冬』の金子茂樹氏によるオリジナル脚本だ。

日テレドラマ初主演となる生田は「初めて出演したのが21年前の『LOVE&PEACE』という作品でした。それから月日が経ち、こうして主演を務めさせていただくのは大変光栄なことですし、連ドラの主演自体、4年ぶりですので、とても楽しみにしています」とコメント。役柄については「まさに“金子茂樹”だな、と思いましたね…(笑)。ただその分、金子さんの作品に対する熱量が伝わってきて、それに全力で応えたい、応えなければ!と思っています」と語る。

また、「会話劇が中心となっていて、その掛け合いの面白さが醍醐味のドラマになっています。特に家族のメンバーとのやり取りが中心になっていくので、稽古もしっかりしながら個性豊かな皆さんと良い関係性を作っていきたいなと思います」といい、「“今日もどこかで起きているであろう揉め事”を笑って見守りつつ、『これって我が家でもあるな…』『こういうヘリクツよく言うかもな…』と、時に自分に当てはめながら見ていただければ」と呼びかけた。

櫨山裕子プロデューサーは「主人公がなんだかんだ一生懸命に自分の人生を生きようとするさまを、視聴者の皆さんに時に笑い、時にじんわり温かい気持ちで見守っていただけるドラマです。今回主演を演じていただく生田さんは『こ憎たらしいけどちっちゃい』性格の、ムダに話が長い主人公『満』を余すところなく魅力いっぱいに演じ切っていただきたいと思っています(笑)」と話している。