阪神電気鉄道と近畿日本鉄道、阪神ステーションネットの3社は、近鉄の特急車両22600系で阪神なんば線・本線と近鉄奈良線の相互間を運行する旅行商品2種類を発売する。
3社は今年、阪神・近鉄の相互直通運転開始10周年を記念した旅行商品10本を行うと発表しており、今回発売される2本はこのうち第7弾と第8弾にあたる。どちらも両社沿線の「酒どころ」をテーマとしたツアーで、第7弾は「灘の酒・京の酒飲み比べ 京都・伏見編」と題して催行。伏見で月桂冠大倉記念館を見学し、おすすめ銘柄5種を試飲する。旅行代金は神戸三宮発で6,000円。
第8弾は、「灘の酒・京の酒飲み比べ 西宮編」と題し、灘五郷のひとつである西宮郷を訪問。西宮の蔵元や、一部神戸の蔵元のお酒がそろう「第23回西宮酒ぐらルネサンスと食フェア」のメイン会場を訪ね、試飲を行う。旅行代金は近鉄京都発で6,200円。両ツアーともに往路の車内でも蔵元おすすめ銘柄を試飲できる。アルコールの試飲を含むため、どちらも20歳未満は参加できない。