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【この記事のエキスパート】
住生活ジャーナリスト:藤原 千秋
木質プレハブ系大手住宅メーカー営業職出身。
主に住まい・暮らしまわりの記事を専門に執筆して約20年。企画、広告等多様な業務に携わる。
TBS系『マツコの知らない世界』に1000種類の掃除グッズを試した主婦として出演。
プライベートでは三女の母。
冷蔵庫の冷蔵・冷凍臭のニオイ消しには、冷蔵庫・冷凍庫用の脱臭剤が有効です。この記事では、冷蔵庫・冷凍庫向け脱臭剤の選び方とおすすめ商品をご紹介します。キムコやノンスメルなどの人気商品や強力脱臭タイプなどを厳選。効果的な置き場所も説明します。
冷蔵庫・冷凍庫用脱臭剤の選び方
まずは、冷蔵庫・冷凍庫用脱臭剤の選び方をチェックしましょう。冷蔵庫の臭い取りに特化した商品もあるのでどのようにして悩みを解決できるような商品をチョイスできるのかしっかりと選び方を確認しておきましょうね!
【1】脱臭成分で選ぶ
冷蔵庫内の脱臭剤には、いくつか種類があります。主要なのは「活性炭・備長炭」が配合されているもの。多孔質(細かい穴が空いた構造)で、ニオイを穴に引っ掛けるように吸着させることで脱臭し、化学成分などの利用を最小限にできます。このほか、消臭ゲルや、特殊なフィルターや触媒を活用したものもあります。
また、冷凍室でも消臭効果を発揮する「ワサビエキス配合」のものや、抗菌・消臭効果のある「緑茶成分配合」のものもあります。ニオイの原因にアプローチできる脱臭剤を選びましょう。
【2】冷蔵庫・冷凍庫に合う形状を選ぶ
冷蔵庫・冷凍庫の脱臭剤には、置き型タイプ、クリップタイプ、シートタイプがあります。置き型タイプが主流ですが、それぞれのタイプの特徴を知ったうえで用途にあわせて選びましょう。
使いやすい置き型タイプ
置き型タイプは冷蔵庫・冷凍庫の脱臭剤の主流タイプで、さまざまな商品が販売されています。備長炭や活性炭を使い強力に脱臭してくれて、有効期限が長いものが多いのが特徴です。備長炭や活性炭が黒いゲル状になったものは残量がひと目でみてわかるので、取り替え時期も見逃しません。
形状やサイズ展開が豊富で、かわいいマスコット型のものもあります。冷蔵庫や冷凍庫の大きさや使用状況にあわせて選びましょう。
邪魔にならないクリップ・貼り付けタイプ
冷蔵庫に食品がたくさん入っていて、棚に脱臭剤を置く場所がないというご家庭には、ドアポケットに引っかけることができるクリップタイプがおすすめです。スリムでコンパクトなタイプが多く、冷蔵庫の開け閉めの邪魔になりません。
クリップタイプではないですが、両面テープで冷蔵庫内に貼り付けるタイプのものも場所をとらないので便利です。
汚れ防止にもなるシートタイプ
冷蔵庫の棚の大きさにあわせて切った後、敷いて使うシートタイプは、冷蔵庫内の汚れを防ぎつつ脱臭もしてくれるのでとても便利なアイテムです。料理の汁などがこぼれてしまっても、布巾などでさっと拭いてきれいにできるので、お手入れがかんたんです。たくさん汚れてしまった場合は、シートを交換すればいいので、冷蔵庫内をいつでもきれいな状態に保てます。
置き型タイプの脱臭剤と併用して使用するのもおすすめです。
【3】野菜室・冷凍庫など使う場所に適したものを選ぶ
冷蔵庫にかぎらず、野菜室やチルド室などにも食材の臭いがあります。また、冷凍室の氷なども冷凍やけによる独特の臭いが氷についてしまうことも。
たとえば野菜室の臭いを抑えたいなら、「エチレン吸着剤」を配合した野菜室専用の脱臭剤がおすすめ。このように、それぞれの場所に適した脱臭材を使うことで、きちんと効果を発揮できます。
【4】コスパが高いものを選ぶ
おおむね200~1,000円弱というのが、冷蔵庫内用脱臭剤の価格帯です。しかし、その交換頻度には2カ月~2年程度とかなり幅があるため、それぞれのコストパフォーマンスを考える必要があります。
半年あたり200〜300円が平均的なコストですが、その金額と効果を照らし合わせて、商品を選んでみるようにしましょう。
【6】意外とわすれがち! 交換の頻度もチェック
冷蔵庫内用脱臭剤はどれも似ているように見えますが、商品により推奨されている交換頻度はさまざまに異なります。効力が持続するとされている期間も2カ月~2年と大きな幅があります。
使用する人によって、こまめな交換が苦になる方とならない方がいるかと思いますので、ライフスタイルや冷蔵庫内の臭いの度合いに合わせて商品を選ぶといいでしょう。
住生活ジャーナリストからアドバイス
【エキスパートのコメント】
食習慣や生活スタイルに合った脱臭剤を選んで
生肉や魚などの保存頻度が高い、キムチなどニオイの強い漬物をしまうことなどが多い、食べかけの食材の一時保存が多い、野菜が多い、食材を傷めやすいなど、食にまつわる習慣や生活そのものの「冷蔵庫内のニオイ」に与える影響は決して小さくありません。
使用する環境やライフスタイルに合わせて、的確な商品を選ぶようにしましょう。