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【この記事のエキスパート】
そうじの女王:上原 好志子
日本清掃収納協会の清掃マイスター1級認定講師・片づけ収納マイスター1級認定講師。
WET特殊環境浄化媒技能士・生前整理アドバイザー・調理師免許 3000件以上の豊富な現場経験を活かし掃除コンサルト「そうじの女王」として各メディアに多数出演。
心が安らぐ片づけ術、身近な物を使った人と地球に優しい掃除術が評価され大手メーカー新商品の監修も務める。
髪の毛やほこりを絡めとる、フローリング掃除シート。床や畳の拭き掃除には必需品ともいえます。有名なクイックルワイパー以外にも様々な商品があります。この記事では、フローリング掃除シートの選び方と、ドライ、ウェット、ワックスなどおすすめ商品をご紹介します。
フローリング掃除シートの選び方
そうじの女王 上原 好志子さんのアドバイスをもとに、フローリング掃除シートの選び方を紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】ドライタイプは毎日のほこり拭きに使いやすい
【2】ウェットタイプは掃除能力の特徴で選ぶ
【3】つや出しできるワックスタイプの成分で選ぶ
【4】シートがお手元のワイパーに合っているか確認
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ドライタイプは毎日のほこり拭きに使いやすい
ほこり、髪の毛、花粉などの乾いた汚れを掃除したいときにはドライタイプを選びましょう。ドライタイプの選び方の決め手はシートの形状。クッション性のある凹凸つきのものなら、床面にしっかりあたって汚れをキャッチしてくれます。両面が使えるタイプであれば経済的でうれしいですね。
それから意外に重要なのがシートの大きさです。シートが小さくてセットしにくい、またはセットしてもすぐ外れてしまうといった経験はありませんか? 小さなトラブルですが、これが毎日となると大問題。シートは300×200mmくらいの大きさを目安にするといいですよ。
立体加工ならほこりやこまかいゴミがしっかり取れる
表面が凸凹しているなど、フローリング掃除シートに立体加工が施されたタイプなら、ほこりや床に落ちた髪の毛などをしっかり絡め取ってきれいにできます。
立体加工がされているタイプは、掃除機では取りづらいこまかな汚れもしっかり拭き取ることが可能。毎日のお掃除に使いやすく、手間をかけずかんたんに床がきれいになります。
厚みがあるシートは使い心地なめらか
手軽さに加えて使い心地にもこだわりたい方は、厚みのあるシートを選びましょう。
シートに厚みがあればすべりがよくなり、余分な力を入れずなめらかに使えます。スーッとシートをすべらせるだけで、床のほこりや髪の毛などをきれいに取れます。
フローリング掃除シートに厚みがあればワイパー本体が床にこすれず、音も静かで使いやすいです。
子どもやペットがいるなら無添加シートがぴったり
小さな子どもやペットを飼われているご家庭では、無添加のシートを選ぶとよいでしょう。
フローリング掃除シートのなかには、流動パラフィンと呼ばれる添加物が配合されているものもあります。基本的は安全性が高いものですが、小さな子どもやペットのことを考えてなるべく添加物のないものを選びたい方には、無添加のシートがぴったり。気兼ねなく掃除に使えます。
大容量タイプはコスパにすぐれる
使い心地など以上にコストを優先する方は、大容量タイプがいいでしょう。大容量タイプのフローリング掃除シートは薄いものが多く、使い心地は通常のものと比較して一歩及ばないかもしれませんが、ほこりやゴミなどをしっかりキャッチして意外に使える商品もあります。
コストを抑えつつシートを使い方なら、大容量タイプは充分に選択肢に入ります。
【2】ウェットタイプは掃除能力の特徴で選ぶ
フローリングについたしつこい汚れを取りたいのなら、かんたんに水拭きできるウェットタイプが使いやすいです。
便利で使いやすいウェットタイプのフローリング掃除シートを選ぶ際、チェックしておきたいポイントをご紹介します。
ウェット感が続くと広範囲を掃除できる
部屋のフローリングを一度できれいに掃除したいときは、ウェット感が続くフローリング掃除シートが使いやすいです。シートを重ねることで染み出る洗浄液の量を調節できるタイプなら、ウェット感が持続できます。
ウェットタイプのフローリング掃除シートは、ウェット感がどれだけ続くのかが大事なポイント。すぐに乾いてしまっては使いづらく、最初はびっしょりなのに最後は乾いた状態だと、仕上がりにムラが生じます。ウェット感が続くものを選び、ムラなくきれいに掃除しましょう。
汚れを落とすため洗浄成分もチェック!
フローリングのうえには目に見えるほこりだけでなく、人やペットの皮脂や雑菌なども付着します。目に見えない汚れも落としたい場合は、人にやさしく、環境への負担が少ない植物由来の洗浄成分や、汚れ落としにも適したアルカリ電解水を使用した商品を使うことで、きれいに掃除できます。
フローリングのうえは素足で触れることもあるため、洗浄力の高さに加え体にやさしいものを選ぶと使いやすいです。
立体シートならゴミ取りと水拭きが一度に可能
できるだけ手間を減らして掃除したい方は、ウェットタイプの立体シートがぴったりです。掃除機をかけずにフローリング掃除シートを使っても、ほこりやこまかなゴミを取りつつ、一度に水拭きも済ませられます。なかには除菌や消臭も可能な商品もあり、手間をかけずにフローリングをきれいにできます。
ゴミ取りと水拭きを分ける必要がなくなれば掃除が楽になるだけでなく、家事の時短にもなって便利です。
【3】つや出しできるワックスタイプの成分で選ぶ
フローリングのつや出しに使えるワックスタイプの成分にも、いくつか種類があります。あなたのこだわりに合わせてチェックしておきましょう。
【エキスパートのコメント】
フローリングの床にツヤがなくなってきたら、ワックスタイプの出番です。ワックスがはがれたままのフローリングはとてもデリケート。キズができやすく水分も吸収しやすい状態なので、月2回程度を目安にワックスで表面を保護してあげると、フローリングのもちがグンとよくなります。
シートにじゅうぶんなワックス液が含まれているものなら、ぬりムラやすれが起きずにきれいにぬることができますよ。ワックスタイプには多少の乾燥時間が必要ですが、5分程度で乾燥するものなら気軽に使えます。
体にやさしい成分配合の無添加タイプを選ぶ
小さな子どもやペットがいるご家庭でワックスタイプのフローリング掃除シートを使用するのなら、体にやさしい成分でできた商品を選ぶのがいいです。
ワックスタイプのシートの洗浄成分に界面活性剤や石油系原料を使っているものは選ばず、代わりに重曹や蜜蝋などを使っているもの選びましょう。無添加タイプのシートなら、気兼ねなく使えます。
樹脂タイプは速乾とつやを重視したい方にぴったり
ワックスをかけたあと、時間をかけず早めに乾かしたい方は樹脂タイプのシートが使いやすいです。早いものなら3分ほどでフローリングが乾き、つやが出せます。待ち時間が少なく便利です。
ワックスタイプのフローリング掃除シートは使いやすい商品が多く、こまめにワックスがかけられ、きれいでつやのあるフローリングが保ちやすいです。
【4】シートがお手元のワイパーに合っているか確認
性能だけでなく、フローリング掃除シートを選ぶうえでチェックしたいのがお手元にあるワイパーに合っているかという点です。フローリング掃除シートのなかには特定のワイパーではないと取り付けられないものもあり、シートと合っていないと使いづらく性能が発揮しづらいです。
業務用のシートはサイズが大きく、普通サイズの家庭用ワイパーには使えません。そのため、お手元にあるワイパーに使えるかどうか、前もってサイズを確認してから購入しましょう。
シートのなかには、サイズが合うとどのようなワイパーにも取り付けられる共通タイプもあります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)