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【この記事のエキスパート】
ジャパン・フードコーディネーター・スクールチーフプロデューサー:三井 愛

ジャパン・フードコーディネーター・スクールチーフプロデューサー:三井 愛

食品メーカーでの商品開発を経て、フードコーディネーター、栄養士として、料理教室の企画・運営、スタイリング・撮影、栄養カウンセリング、メニュー開発、商品開発、コラム執筆など、食にかかわる業務を手がける。

栄養バランスがよく、手軽に作れる家庭料理に定評がある。


胚芽米は白米と比べて栄養価が高く、玄米よりも食べやすいことで注目されています。ダイエットや健康目的にもぴったり。この記事では、フードコーディネーターの三井 愛さん監修のもと、胚芽米の選び方とおすすめの商品を紹介します。美味しい研ぎ方や炊き方も解説しているので、胚芽米初心者の方も大丈夫!

ビタミンB1とビタミンEが豊富
胚芽米とは?

出典:Amazon

胚芽米(はいがまい)とは、米の頭にある胚芽を取り除かずに精米した米を指します。胚芽には白米と比べて栄養価が高く、ビタミン、葉酸、食物繊維、マグネシウム、カリウムが豊富に含まれているのが特徴です。

なかでもビタミンB1とビタミンEが豊富で、ビタミンB1は白米の約4倍、ビタミンEは約5倍も含まれており、玄米よりも食べやすい味で消化が良く、白米よりも栄養価が高いことから、効率よく栄養が摂取できるのがポイントです。

毎日食べるものにこだわりがある人にぴったりですね。

栄養たっぷり!好みの銘柄を選ぼう
胚芽米の選び方

出典:Amazon

ここからは、胚芽米を選ぶときのポイントを詳しく解説していきます。ポイントは下記の5つ。

【1】米の品種・銘柄
【2】胚芽保有率
【3】精米歩合
【4】農薬使用の有無
【5】生産者や産地

上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】米の品種・銘柄で選ぶ

胚芽米を選ぶときは、米の品種・銘柄にも注目してみましょう。米の銘柄が変わると、同じ割合で精米している胚芽米でも味わいが変わってきます。

「コシヒカリ」は炊いたときの米粒に光沢(こうたく)があり、噛んでいくと甘みが口のなかいっぱいに広がります。また、炊きあがりの香りも日本人に人気の銘柄です。

「あきたこまち」は、水分が多く、もちもちとした食感が特徴。炊きたてはもちろんおいしいのですが、冷めてもおいしい銘柄です。「ひとめぼれ」は、米粒が大きく粘りがあり、冷めた米を温めなおして食べるのにも向いているといわれています。

胚芽米を選ぶときは、米の銘柄による特徴や味の違いなども押さえておくとよいでしょう。

【2】胚芽保有率で選ぶ

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胚芽米を選ぶときは、胚芽保有率にも注目しましょう。「21胚芽精米推進協議会」によると、胚芽米の定義は「1.胚芽保有率80%以上で、2.精米白度34%以上、3.食味が良好であるもの」とされています。胚芽保有率が高ければ高いほど栄養価も高くなるので、購入する際は忘れずに胚芽保有率をチェックしましょう。

発芽部分とぬかには、全体の約90%ものビタミン・食物繊維・ミネラルが含まれているので、できることなら胚芽が多いものを選ぶようにしましょう!

他にも、胚芽米は、玄米と異なり、炊飯器で白米と同じように炊けるので、玄米よりも手軽に栄養を摂取できるのでこういった面でも胚芽米のメリットはあると言えるでしょう。

【3】精米歩合で選ぶ

胚芽米を毎日の生活に取り入れたいなら、研ぐ手間がない無洗米タイプの胚芽米を選ぶとよいでしょう。無洗米は、研がずに炊けるので準備がかんたんです。

無洗米であれば、胚芽米の栄養素を余すことなく摂れる点もポイントです。胚芽米の場合、通常の白米と同じように研ぐと、胚芽に含まれる栄養素が水に溶けだしてしまうおそれがあるので、できるだけ無洗米タイプのものを選んでください。

【4】農薬使用の有無で選ぶ

「毎日口にするものだからこそ、食べものの質にはこだわりたい」という人は、農薬使用の有無にも気を配ってみましょう。農薬を使って育てた胚芽米を食べ続けたからといって影響が出ることはありませんが、農薬を使わずに育てた胚芽米はそうでないものよりも味がよい傾向にあります。

さらに栽培方法にこだわるのであれば、化学肥料ではなく有機肥料を使って育てられたものを選んでください。

胚芽には農薬や化学肥料が残りやすい

出典:Amazon

胚芽米は、主食からより多くの栄養を摂りたいと考えている方におすすめの米です。米の胚芽が残っているため少し茶色がかった色をしていますが、その胚芽にはビタミンやミネラルなどの栄養がたくさん含まれています。

ただ、胚芽部分には栽培の際に使用した農薬や化学肥料などが残りやすいといわれているため、胚芽米を選ぶときは、栽培方法の確認もポイントとなります。

【5】生産者や産地で選ぶ

より味のよい胚芽米を食べたい人は、生産者や産地にもこだわってみましょう。銘柄が同じであっても、生産者や産地が変わると味や食感が変わります。

生産者にこだわる際は、その人の栽培方法や精米方法がわかるものを選ぶのが大切です。

最近は生産者から直接購入できる通販サイトも増えてきました。ぜひいろいろな生産者・産地の胚芽米を味わって、自分のお気に入りを見つけてください。

産地ごとの味の違いを楽しんで

日本の代表的な米どころには、新潟県、北海道、秋田県、茨城県、宮城県、山形県などがあり、代表的な米の銘柄は
新潟県の「コシヒカリ」
北海道の「ななつぼし」
秋田県の「あきたこまち」
宮城県の「ひとめぼれ」
山形県の「はえぬき」「つや姫」
青森県の「青天の霹靂(へきれき)」「つがるロマン」
などを挙げることができます。

最近ではいろいろな新しい銘柄も登場していて、たとえば「にこまる」「あきだわら」「恋の予感」「はいごころ」などがありますが、なかには味や食感、栄養面などを特徴とする銘柄もあり、目が離せませんね。

白米はもちろん、胚芽米を食べ比べてみるのも楽しいものです。もっちりとした食感とほどよいかたさの米を食べたい方は、コシヒカリ、つや姫などがおすすめ。

あっさりとした食感とやわらかめの米を食べたい方には、ひとめぼれ、つがるロマンなどがおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)