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【この記事のエキスパート】
アウトドアカフェBASE CAMP代表:A-suke
アウトドアをコンセプトにしたカフェ&バー「BASE CAMP」の店主。
雑誌などのアウトドア系メディアで活躍中。幅広いアウトドア経験と知識を持ち、元プロダクトデザイナーという経歴を生かしてコトやモノをプロデュースしている。調理人でもあるので燻製やダッチオーブン料理などにも造詣が深い。
サバイバルシートはアルミ蒸着などを施した銀色および金色のフィルム状の商品で、体温を輻射(ふくしゃ)して保温することができるシートです。ソルやモンベルをはじめ種類や効果の違う商品が多数発売されています。ここでは、サバイバルシートのおすすめと選び方についてご紹介します。
サバイバルシート(エマージェンシーシート)とは?
サバイバルシートは、エマージェンシーシートとも呼ばれる保温性に優れた防寒シートです。ブランケットのように体を包むことで、体温を逃がさず保温する効果があります。
また、雪山にも活用したいアイテム。ただし、基本的にフィルムで透湿性や通気性はなく、結露や汗で体が濡れる危険性があります。そのため風が強かったり寒かったりする場合は使い方に注意が必要です。
サバイバルシートを選ぶポイント
アウトドアカフェBASE CAMP代表・A-sukeさんに、サバイバルシートを選ぶときのポイントを教えてもらいました。アウトドアで役立つだけでなく、災害時にも命を守ってくれるグッズなので、選ぶポイントに気をつけながら慎重に選んでくださいね。
用途に合わせて種類を選ぶ
ここからは、用途に合わせた種類の選び方についてご紹介していきます。
汎用性の高さで選ぶなら「シートタイプ」
シートタイプのエマージェンシーシートは薄くて大きなサイズのため、コンパクトにして持ち運びやすく、体にかけたり敷いたりくるまったりと、様々な使い方ができます。
ただし、シートタイプは薄手のものが多く、耐久性が低いため破れやすいのがデメリットです。また、ポリエステル素材のものは、触れるとシャカシャカと音がするかための素材で、もう一度きれいに折りたたむことが非常に難しいのも難点です。
床に敷いて使うなら「厚手タイプ」
厚手タイプはポリエチレン製で耐久性があり、コンパクトにたためるものが多いのが特徴です。いざというときに、屋外や避難先で怪我人を横たえる際に使う簡易ベッドにもなります。
また、ポリエチレン素材のものは、しなやかで音も立ちにくく再び同じように折りたたみやすい性質があります。
防寒しながら眠れる「寝袋タイプ」
キャンプや屋外で眠ることを余儀なくされた緊急時にも、寝袋タイプなら体温を逃がすことなくそのまま眠ることができます。
薄手のものだと、地面の石ころなど凹凸感が直に伝わってきますので、厚手のものがおすすめです。
動きやすさで選ぶなら「ポンチョタイプ」
ポンチョタイプは、頭からすっぽりかぶることができるため、両手を自由にした状態で動くことができます。テント設営など寒い日の屋外作業、または丈の長いポンチョタイプであれば、簡易トイレの目隠し代わりに使うこともできます。
毛布や布団代わりにするなら「ブランケットタイプ」
シートタイプよりも厚みがあるブランケットタイプは、布団や毛布代わりにして使うのに適しています。
夏でも冬でも使えるものがおすすめ
オールシーズン使うなら「リバーシブル」を選ぶ
アルミシートには、銀色のもの、金色のもの、銀と金のリバーシブルのものがあります。オールシーズン対応のものは、リバーシブルのものです。
銀色のシートは熱を反射する効果があるため、体側にすれば保温効果、外側にすれば熱を反射する効果があるため、夏場に適しています。また、金色は熱を集める効果があるため、体温の低下を防いでくれます。
簡単に破けないものがおすすめ
何度も使うなら「耐久性の高い」ものを選ぶ
薄くて大きなアルミシートは破けやすいのがデメリットです。そのため、使い捨てのものが多いですが、コスパを気にするのであれば、何度でも繰り返し使える耐久性の高いものがおすすめです。
音がしない静音タイプがおすすめ
周囲に配慮するなら「音が出にくい」ものを選ぶ
サバイバルシートは使用中にカサカサといった音が出てしまいます。避難所など周囲を気にするような場所では、耳障りな音が鳴らないタイプのある意味シートがおすすめです。
小さく折りたたみできるものがおすすめ
持ち運ぶなら「コンパクトにたためる」ものを選ぶ
シートタイプのサバイバルシートは、ほとんどが軽量でコンパクトなタイプのものです。サバイバルシートは、非常用として持ち運びがしやすく、小さく折りたためるものがおすすめです。また、家族に一つずつ、車などにも常備しておくといざというときに安心でしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)