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【この記事のエキスパート】
ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ワイルドライフクリエーター、山岳写真家:荒井 裕介

ブッシュクラフト、狩猟、ULスタイル、沢登りなど様々なアウトドアに取り組む。海外生活の経験もあり銃器やトイガンにも造詣が深い。

アウトドア料理やビンテージアウトドアアイテムのレストア、道具作りにも造詣が深く自作アイテムのみでの山行も行う。

フェールラーベンのアンバサダーとしても活動している。


エアガンをカスタムする外装パーツで定番、人気なのが「スコープ」です。一般的には実銃とは違うため、高倍率のものは不要といわれていますが、楽しみ方を広げるためには必要なアイテムです。本記事では、サバゲー用スコープの選び方、倍率調整ができるものやレティクルが光るものなど厳選したおすすめ商品をご紹介します。

必要なのは倍率だけじゃない! 長さや重量、調整機能などに注目
サバゲー用スコープの選び方

それでは、サバゲー用スコープの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の7つ。

【1】近距離か遠距離かスコープの種類で選ぶ
【2】固定か可変か倍率の種類で選ぶ
【3】スコープの口径は視認性で選ぶ
【4】レティクルの種類とイルミネーションを選ぶ
【5】アイレリーフの長さで選ぶ
【6】「サイズ」「重量」で使いやすさがかわってくる
【7】マウントリングや設置する工具といった付属品もチェック

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】近距離か遠距離かスコープの種類で選ぶ

サバゲー用スコープは大きく分けると近距離戦闘に向いた「ショートスコープ」とスナイパーなどの遠距離射撃に向いた「ライフルスコープ」の2種類に分けることができます。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

▼ショートスコープ:等倍から4倍程度の近距離戦におすすめ

出典:Amazon

ショートスコープとは、等倍から4倍程度の低倍率のスコープのことを指します。長距離用のライフルスコープと比べると、視野も広く近距離戦闘に向いています。

また、倍率をあげることで中距離にも対応可能。サバゲーを屋内フィールドで楽しむ場合はショートスコープがおすすめでしょう。

▼ライフルスコープ:3~12倍程度の遠距離射撃におすすめ

出典:Amazon

ライフルスコープとは、3~12倍程度の中・高倍率のスコープのことを指します。屋外フィールドにおいて、スナイパーライフルで相手を狙撃する遠距離射撃に向いています。

なかには20倍以上のスコープも販売されていますが、正直サバゲーではオーバースペックかと思われます。

【2】固定か可変か倍率の種類で選ぶ

サバゲー用スコープの倍率は「固定倍率」と「可変倍率」の2種類に分けることができます。ここでは、それぞれサバゲーに適したおすすめの倍率を解説します。

▼固定倍率:近距離なら3倍前後、遠距離なら10倍までがおすすめ

出典:Amazon

固定倍率とは、その名のとおり2倍や3倍、4倍など、倍率があらかじめ決まっているスコープのことを指します。

数百メートルから数キロ飛ぶ実弾では、高倍率で相手の射程圏外から狙撃することを目的に、高倍率のものを選択するのですが、パワー制限のあるエアソフトガンではオーバースペックとなってしまうデメリットがあります。長距離狙いの固定倍率でも10倍までが目安でしょう。

また近距離戦では、フィールドで取りまわししやすいメリットがある、低倍率のスコープがおすすめで、近距離なら2倍、3倍、4倍で十分戦えます。

▼可変倍率:等倍~9倍程度で調整できるものがおすすめ

出典:Amazon

可変倍率とは、等倍~9倍というように、倍率を調整できるスコープのことを指します。

サバゲーでの50m程度の射程距離は、ヘッドショットを狙えればいいので高倍率は必要ではありません。サバゲー用のスコープであれば、等倍から9倍程度が扱いやすいでしょう。倍率が大きければピンポイントで狙えるようになるのですが、フィールドを広く確認できなくなってしまうため低倍率のスコープが有効なのです。

初心者は30mm以上の対物レンズがおすすめ
【3】スコープの口径は視認性で選ぶ

スコープはより正確に狙撃するための道具ですが、サバゲーでは限られたフィールドでゲームが行なわれます。そこで視野の確保は重要度が高くなります。初心者の方はとくに30mm以上の口径のスコープを選ぶようにしましょう。

視野を広くとれるように低倍率で、対物レンズの口径が大きなものが扱いやすいでしょう。対物レンズの口径が大きくなると、即座に射撃姿勢をとった場合でも照準をあわせやすくなるメリットがあるのでおすすめです。

ドットがあるものや光るものがおすすめ
【4】レティクルの種類とイルミネーションを選ぶ

出典:Amazon

スコープの十字の照準をレティクル、レティクルの上下左右にある小さい丸い点をドットといいます。ドットには、風や距離に応じてスコープ内で着弾点を確認調整する効果と、上下左右の修正メモリとして、射撃時に着弾点の修正を可能にする効果があります。

ドットがないスコープもありますが、速射時に修正ができるレティクルにはドットがあるものがおすすめです。

また室内や樹林帯で使用する場合は、レティクルが光るイルミネーションがあると、視認性が上がるため扱いやすくなります。イルミネーションの光度を調整できるタイプもあるので、そうしたオプション機能にも注目して選ぶといいでしょう。

70mm以上がおすすめ
【5】アイレリーフの長さで選ぶ

アイレリーフとは、視野全体を見ることができる眼の位置から接眼レンズまでの距離のことです。アイレリーフが長いほど見えやすく視野全体を見ることができます。

とくにサバゲーではゴーグルの着用が必要なため、アイレリーフが短いとうまくスコープが覗けないということになってしまいます。

そのため、一般的なエアガンにあうスコープを探しているなら、アイレリーフが70mm以上あるものがおすすめです。

【6】「サイズ」「重量」で使いやすさがかわってくる

スコープのサイズや重量によって使いやすさがかわってきます。次のポイントを理解し、自分にあうものを選びましょう。

▼サイズは200~350mmが使いやすくおすすめ

スコープのサイズは200~350mmのレンジがつかいやすくおすすめです。極端に短かったり、長かったりするものは、エアガンの種類によってはバランスが悪くなり取り回しにも影響してきます。

M4カービンのように短めのアサルトライフルであれば短いスコープを、ボルトアクションライフルのように長めのものであれば長めのスコープをといった具合に調整しましょう。

▼重くても300g台で軽いスコープがおすすめ

ライフルタイプのエアガンの重量は、重いものだと4.5kg近くあります。そのため、個人差はあるもののスコープの重量が300g前後でも使用感に違いがでてきます。銃を瞬時に構えたり、疲労感を少しでも軽減したい方は、重量に気をつけてスコープを選ぶようにしましょう。

【7】マウントリングや設置する工具といった付属品もチェック

出典:Amazon

エアガン本体にはスコープを取り付けるための、スコープマウントベースがあります。このマウントベースに取り付けるために必要なマウントリングや工具も必要になってくるので、購入する際はこうした付属品にも注意して選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)