お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が23日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演し、吉本興業の岡本昭彦社長が22日に行った会見について言及。雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮は「(吉本に)戻らないと思う」と推測した。
岡本社長は会見で、一連の闇営業騒動を謝罪し、20日に会見を行った宮迫と亮に対しても謝罪。宮迫の契約解除の撤回、そして、亮とも契約解除しない意向を示した。また、自身と大崎洋会長の処分として「50%の減俸を1年間続ける」と発表し、辞任は否定した。
この件について、コメンテーターのロバート・キャンベル氏が「宮迫さんは撤回を引き受けて戻るのか、僕はちょっと考えられない」と言うと、加藤も「考えられない。あそこまで腹をくくって、覚悟を決めて会見をやった人間が…」と同調。「あそこまで処分って言っていたのに、いざ自分たちの風向きが悪くなったら処分もう1回話し合いましょうって、それはひどいよって宮迫さんも亮も思うと思う」と話した。
そして、2人は吉本には戻らないと思うか改めて聞かれると、加藤は「宮迫さんと亮の判断になってくると思うけど、僕は戻らないと思う」と意見。「あそこまで涙ながらに語った。でも、じゃあ戻って来い。それおかしくないですか? もっと前にできますよねって。戻ったところで体制は変わらないんでしょって」と心情を推察した。
さらに、「これからの期間が、岡本社長のリハビリじゃないんですよ。人を恫喝しないように性格を変えていこうと思っているっておっしゃっていたけど、あの人のリハビリ期間は僕は知りませんよ。責任をとる形が世の中に対して吉本興業がどう変わったかを見せられると思うんだけど、現状のまま。自分を変えていきますって言っていたけど、50過ぎて性格なんか変わらないでしょ、どこかで出るでしょって思う」と指摘した。
加藤は昨日の放送で経営陣の刷新を求め、そうでなければ退社すると宣言していたが、この日の放送で、夕方に大崎会長と話し合いをする予定だと発表。「僕は取締役が変わらない限り会社を辞めるって昨日言ったので、その旨を伝えようと思っています。僕がこの芸能界でどうなるのかは、それからかなと思っています」と語った。