プロバスケットボール選手の八村塁が22日、都内で行われた「日清食品ホールディングス&八村塁選手 グローバルスポンサーシップ契約記者発表会」に出席した。
日清食品ホールディングスは、アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAのドラフト2019において日本人初のドラフト指名1巡目9位でワシントン・ウィザーズに入団を果たした八村塁とグローバルスポンサーシップ契約。この日の会見はドラフト後、日本では初めての記者会見ということで、注目度の高さから多くの報道陣が詰めかけた。
同社と契約を交わした八村は「本当にこういう機会をいただいて感謝しております。小さい頃から馴染みのあるカップヌードルを食べてきた中で、その日清さんと契約できることはすごく光栄ですしうれしいことです」と感謝の言葉を口にし、同社の商品にまつわるエピソードとして「海外に行く時、イランとかそういう国ではご飯が日本人の口に合わないところがあって、チームとしてカップヌードルを持っていき、それを食べて試合に臨んでいました。高校の頃は一人暮らしをしていて。ご飯を食べた後にお腹が空くのでカップヌードルを食べていた記憶があります」と明かした八村は、「どん兵衛」が大のお気に入りだという。また、帰国早々に収録したという同社のCMについては、「この前日本に帰ってきて、朝に東京に着いたんですが、そのまま撮影現場に行きました。歓声もすごくあってやっていて楽しかったです。すごくカッコいいですね!」と自身にとって初めてとなる同CMに満足げだった。
八村は日本代表として中国で行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に参加した後、ワシントン・ウィザーズの一員としてNBAのシーズンに臨む。「ワールドカップも頑張りたいし、シーズンに入ってからは日清さんと楽しいことができると思うので、シーズンも頑張って来年の東京オリンピックへ良い方向に繋がっていけたらと思います」と意欲。シーズン1年目を迎えるNBAでは「ウィザーズはそんなに上のチームではないですが、トレードもしていっぱい良い選手が集まり、良いコーチ陣もいます。まずはプレーオフに出られるように、シーズンを通して1試合1試合勝っていく中で僕がどれだけ貢献できるか、それを目標にしていきたいですね」と語っていた。