女優の岸井ゆきのが、フジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』(毎週木曜22:00~)に、25日放送の第3話からレギュラー出演することが22日、明らかになった。朝ドラ『まんぷく』で夫婦役を演じた瀬戸康史のお見合い相手役で登場する。

  • 岸井ゆきの(左)と瀬戸康史=フジテレビ提供

岸井が演じるのは、代々エリート警察一家の令嬢・橋元エミリ。加藤諒演じる巻栄一のいとこで警視庁刑事総務課に所属しており、瀬戸演じる和馬が無理やり行くことになるお見合いの相手だが、常に挙動不審な上に、そもそも男性が苦手で和馬と目が合うと「見ないでいただけますか」と言ってしまう。さらに、“五七五の中でしか自分の感情をうまく出せない”という変わった性格の持ち主だ。

今回の役柄に「とても面白い役だなと感じています。その一方で、セリフでスピーディーに話が展開されるこの作品の中で、エミリをどう演じたら良いのか、正直今でも悩んでます。彼女はコミュニケーション下手で“五七五で気持ちを伝える”と、すでにキャラクターが本の段階で立っていたので、最初に読んだ時はそこにとらわれがちでした。でも一番大事なのはエミリの和馬に対する気持ちだと、撮影に参加してみてすごく感じました。私自身も感情を言葉にするのが苦手なので似ている部分もあるのですが、私が思っている以上にエミリは切実な子なんだと演じてみて感じ、これからもしっかりと向き合いたいなと思っています」と語る岸井。

深田とはドラマ初共演で、「とても優しい印象で、色に例えると“桃”のようなイメージです!遠くにいても優しいオーラが出ていて、CMでご一緒した時は現場が和む空気を作っていて、あれはやろうと思ってもできない空気だと思うので、本当にすてきなオーラを持っている、すてきな方だなと感じました」と印象を述べる。

そして、朝ドラ以来の共演となる瀬戸については「やはり長い期間一緒に撮影をしていたので、瀬戸さんがいるととても安心します。今回の撮影でも、瀬戸さんはシーンや状況に合わせて距離感を変えて察してくれるので、こっちも気持ちを作りやすく、『まんぷく』の時を思い出して懐かしさも感じます。あの時は瀬戸さんに好かれる側だったのが、『ルパンの娘』では私が和馬に一方通行の恋をする役なので、役の関係性が変わるのはこの仕事をする面白みでもありますし、楽しいです!」と話している。

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