一般社団法人鉄道模型コンテストが主催する「鉄道模型コンテスト2019」が7月27・28日の両日、東京ビッグサイト青海展示棟Aホールにて開催される。主催者は2日間で約3万人の来場を見込んでいる。

  • 「全国高等学校鉄道模型コンテスト」作品例

見所のひとつは、「鉄道部の甲子園」といわれる「第11回全国高等学校鉄道模型コンテスト」。全国140以上の中学・高校と台湾から2校が参加し、モジュール部門、一畳レイアウト部門、HO車両部門の3部門で各賞を競う。来場者の投票で受賞作品を決定し、モジュール部門の最優秀賞「文部科学大臣賞」を獲得した学校には、ドイツで開催される「ヨーロピアンNスケールコンベンション」への参加権が与えられる。

線路付ジオラマボードの世界的な統一規格「T-TRAK」を用いたジオラマコンテストも開催。卓上サイズの独特の世界観が魅力で、欧米だけでなく近年はアジア諸国でも盛んにつくられているという。

  • 「T-TRAKジオラマコンテスト」イメージ

  • 5インチ模型運転・乗車体験イメージ

線路幅が127mmあり、大人も実際に乗車できる「5インチ模型」も展示。踏切や信号もあり、実際の運転に近い体験ができる。鉄道模型店や鉄道グッズ販売店が集結する「鉄道模型・グッズ販売会」も実施。「KATOキヤ28訓練車タイプ2両セット」をはじめ、この日にしか買えない特別限定品も販売するという。入場料は大人1,000円、中高生500円、小学生以下は保護者同伴で無料となる。