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【この記事のエキスパート】
助産師:浅井 貴子
大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。
アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。
妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。ベビーマッサージ教室カモマイル主宰。
出産準備として、赤ちゃんが生まれる前から用意しておきたい「哺乳瓶」。この記事では助産師に取材のもと、哺乳瓶の選び方とおすすめ商品を紹介。合わせて通販の人気ランキングや先輩ママの口コミ体験談も掲載するので、ぜひ参考にしてくださいね。
助産師と先輩ママに聞く!
哺乳瓶の選び方
ピジョンやコンビをはじめ、さまざまなメーカーから販売されている哺乳瓶。どれがいいか迷ってしまいますよね。ここでは、哺乳瓶の選び方を詳しく解説! ボトルの素材、月齢に合ったサイズなど、基本的なポイントをおさえましょう。
ボトルの素材で選ぶ
哺乳瓶の本体は、おもに「ガラス製」「プラスチック製」「トライタン製」の3種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを把握したうえで、どの素材がいいか選びましょう。
【エキスパートのコメント】
【2歳児男の子ママ/完ミ】の口コミ
私は「外出時用」と「自宅用」で素材を使い分けていました。新生児のときは、キズがつきにくく耐熱性にすぐれたガラス製が便利だなと思いましたが、外出が増えてくるとぶつけたり落としたりしてキズがついたり、重さが気になってきたり……。対してプラスチック製は軽くて割れにくく、持ち歩くのに便利です。
完ミだとどうしてもミルクをあげる頻度が高いので、自宅用、外出用など使うシーンに合わせて複数の哺乳瓶を用意しておくのがおすすめ!
月齢に合わせてサイズと容量を選ぶ
哺乳瓶の容量は、大きく分けて「120~160mlの小サイズ」と「240mlの大サイズ」のふたつがあります。
「120mlサイズ」は新生児~生後3カ月の赤ちゃん、完母ママの足しに
新生児から生後2、3カ月までは小サイズで十分に足ります。また、3カ月を超えても、母乳がメインでミルクを少量足すような場合は、120mlの小サイズがひとつあればOK。
「240mlサイズ」は生後4カ月以上の赤ちゃん、完ミの場合に
生後4カ月以上や完全ミルク、もしくは混合でも多めにミルクを足す場合は240mlの大きいサイズがおすすめ。
最近の傾向として、買い替えをしなくて済むよう最初から大サイズを購入する人が増えてきています。はじめから240mlを購入しておけばサイズアップ不要なので、買いなおす手間がかからずコスト面的にもGood!
手にフィットしやすいボトルの形で選ぶ
哺乳瓶はストレート形状のものが圧倒的に多いですが、なかにはくびれているもの、カーブがついているもの、少し細めのスリムタイプなども。くびれているタイプは手にフィットしやすく、カーブがついているものは赤ちゃんに飲ませやすい特徴があります。
また、赤ちゃんとの旅行やお出掛けは荷物が多くなるので、外出時にはバッグのなかでかさばらないスリムタイプが重宝します。
ニップル(ちくび)にも注目して
ニップル(ちくび/赤ちゃんが吸う部分)にもさまざまな種類があり、サイズ、素材、穴の形、かたさなどが異なります。哺乳瓶に付属していますが、サイズが合わない、赤ちゃんが飲んでくれない、汚れてしまったなどの理由で買い替えることもできます。
月齢に合わせてニップルのサイズを選ぶ
ニップルは一般的にSS~S、M、Lサイズがあります。月齢に応じて選ぶといいでしょう。
<月齢によるサイズの目安>
◆SS~Sサイズ:新生児~生後3カ月まで
◆Mサイズ:生後3カ月~生後4カ月
◆Lサイズ:生後6カ月~
また、赤ちゃんによってはニップルの好ききらいがあるので、まずは哺乳瓶に付属しているもので様子を見て、必要に応じて買い足すのがおすすめです。
素材は劣化しにくい「シリコン」がおすすめ
ニップルの素材には天然ゴムやシリコーンゴムなどがあり、最近では劣化しにくいシリコーンゴムが主流です。一方で天然ゴムはやわらかいので、飲む力が弱い赤ちゃんや、ママの乳首と乳頭混乱(※)を起こしやすい赤ちゃんにおすすめです。
(※)乳頭混乱とは:赤ちゃんが哺乳瓶(人工乳首)を好み、おっぱいでの授乳を嫌がったり拒否したりすること。
飲む量に合わせてニップルの固さ・穴の形を選ぶ
穴の形はおもに「丸穴」「スリーカット(Y字の穴)」「クロスカット(X字の穴)」の3種類があり、それぞれミルクの出方が異なります。
ミルクの出る量によって、丸穴 <スリーカット <クロスカット となっています。新生児には丸穴が一般的です。飲む量が多くなってきたら、スリーカット→クロスカットと替えていきましょう。
また、哺乳力が弱い赤ちゃんにはニップルがやわらかいタイプを、哺乳力が強い赤ちゃんには固めのニップルを選ぶのが基本です。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)