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【この記事のエキスパート】
フリーランスライター:出雲 義和
奈良在住のフリーランスライター。
仕事の効率化を助けてくれたり、ライフスタイルを豊かにしてくれる、身近なツール「文房具」その魅力を伝えたいと、国内外を取材に駆け巡っています。
出版業界で流通・営業を約20年勤めて、現在は雑誌・書籍・Webに執筆する他、時々メディアやイベントにも出演。
ローラーボールは普通の油性ボールペンと違いかすれやインクむらも少なく、軽い筆圧でもなめらかでくっきりした文字を書けるのが特徴。ペリカン、モンブランなど人気の高級ブランドからも販売されています。この記事では、ローラーボールの選び方とおすすめ商品を紹介します。
軽い筆圧でなめらかな書き味!
ローラーボールとは? 使うメリットデメリット
ローラボール(ローラーボールペン)とは、水性インクのボールペンのことです。大きなメリットは、そのなめらかな描き心地と優れた発色性です。書き出しでかすれたり、筆圧が弱いと書きにくいということもなく、ストレスなく書くことができます。また、油性インクよりもサラッとした水性インクを使っているため、発色が良くカラーバリエーションも多いのです。
一方、デメリットとしてはにじみやすいことが挙げられます。水性のインクなので、紙との相性によってはインクが発色しなかったり、文字がにじんでしまうということもあります。
万年筆や普通の油性ボールペンとの違いは?
万年筆はインクがつまらないように、定期的にお手入れしなくてはなりません。しかし、ローラーボールはペン先にボールが搭載されているため、インクが詰まりにくく、お手入れもほとんど必要ありません。手軽に万年筆のような書き心地を体感できるのが特徴です。
また、油性ボールペンとの違いは、インクによる違いが大きいでしょう。油性と比べて水性インクは固まりにくいため、なめらかな描き心地が実現でき、かすれにくいのも特徴です。ただ、対象によってはインクがにじむこともあるので、使い分けるといいでしょう。
文具のエキスパートに聞いた!
ローラーボールの選び方
ここからは、ローラーボールの選び方について解説していきます。ポイントは下記。
【1】ペンの胴軸の太さで選ぶ
【2】ペン先のボール径で選ぶ
【3】用途に合った価格帯を選ぶ
【4】リフィル(替え芯)の互換性で選ぶ
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
ペンの胴軸の太さで選ぶ
価格の差が大きな書き心地の差にならないローラーボールは、どれを選んでも失敗が少ないというメリットがあります。そこでローラーボールを選ぶときはまず胴軸のサイズに目を向けてみましょう。
ペン選びのセオリーにも準じますが、デスクワークが多く長時間を筆記に費やす人には胴軸の太いモデル、携帯性を優先するなら細いモデルがいいでしょう。さらに複数の筆記具を同時に持ち歩くならスリムなタイプはかさばることなくペンケースに収められます。
ペン先のボール径で選ぶ
通常のボールペンと同じく、ペン先の太さが異なり、書ける線の太さが異なります。ローラーボールの基本的な太さは、0.5mmなので、ノートや手紙に書き込む用や、初めての1本を購入するのであればこの太さを選ぶのがおすすめです。
手帳やカレンダーなど細かい部分に書き込むためなら、0.4mm以下、大きめの字や太い文字を書きたいのであれば、0.7mm程度のものを選ぶのがおすすめですよ。ペン自体が太くてもペン先は細いタイプもあるので、本体の太さだけで判断しないようにしてください。
用途に合った価格帯を選ぶ
ローラーボールを使用するシーンを考えてみましょう。たとえば事務職で1日のほとんどを社内で過ごす人ならコストパフォーマンスを優先したモデルでも十分です。キャップを外す必要のないノック式などが便利でしょう。
しかし、対面で人と接する機会が多い営業職のような人にはその場にふさわしいモデルかといったことにも配慮が必要です。ペリカンやパーカーなど高級ブランドであれば間違いはないでしょう。高価なほどいいというわけではありませんが、相手に対して敬意をあらわすものとして筆記具を選ぶことは大人の嗜みと考えましょう。
リフィル(替え芯)の互換性で選ぶ
安いローラーボールであれば使い捨てでも構いませんが、高級なものや、お気に入りを長く使いたいという場合はリフィル(替え芯)の有無にも着目しましょう。ローラーボールを販売しているメーカー各社は自社のオリジナルリフィルを販売している場合があります。
そのなかには少々変わり種のリフィルもあります。たとえば万年筆インクカートリッジを使用するモデルや、同じメーカーの同一規格のリフィルに交換することで、油性ボールペンやファインライナーといった異なるペンとして活用できるタイプなどです。
リフィルの入手しやすさや汎用性、またこれからの拡張性なども選択肢に加えて選ぶといいでしょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)