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【この記事のエキスパート】
作家/アウトドアライター:夏野 栄
作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。
アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。
アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。
『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。
自宅でも炭火焼きのスモーキーな味わいが楽しめる七輪。この記事では、七輪のおすすめと選び方紹介します。七輪のお手入れ方法や、人気メーカーの特徴も解説! 自宅やキャンプでBBQが楽しめる丸型・角型、軽量コンパクトタイプなど幅広いラインナップでお届けします。
七輪の魅力とは?
七輪は、家でも本格的な炭火焼き料理を手軽に楽しめるのが最大の魅力。コンパクトな製品が多く、自宅のベランダや庭などのスペースで使用できます。
最近では、珪藻土のほかにも金属製や陶器製などの素材の七輪が増えており、お手入れがしやすかったり扱いやすかったりと、初心者からも注目を集めています。
タイプ別診断で発見! あなたにぴったりの七輪は?
七輪は、商品によって機能やデザインがさまざまです。まず、どんな七輪がぴったり合うのかチェックしてみてくださいね!
診断チャートで簡単チェック!
求める七輪がわかりましたか? タイプ別におすすめ商品を紹介していくので、自分にぴったりの商品をみつけてみましょう!
【A】1人用にぴったりな直径14~16cmの「小型タイプ」
ソロキャンプ用としてや、自宅で手軽に楽しめる七輪をお探しの方には、直径14~16cm程の小型タイプがぴったり。
卓上で使えるコンパクトなサイズ感で、収納や持ち運びにも便利です。焼き物以外に、煮炊きや炒め物にも使用したい場合は、煙突効果(※)を効率的に発生させるラッパ形状の丸形がおすすめです。
(※)七輪の炭の上に長細い缶(=煙突)を置くと、火が上部に空気を押しやるため、常に木炭に新しい空気が送られ、火力が上がる。木炭を早く着火させることが可能。
【B】2~3人用で直径20cm以上の「スタンダードタイプ」
2~3人用での使用を想定している場合は、直径20cm程のスタンダードなサイズ感のものがおすすめ。
調理面の幅が20cm以上あると、アジの干物や数枚の肉を焼くことができ、晩酌が楽しみやすくなります。サンマを焼きたい場合は、調理面の幅が25cm以上あるものを選ぶようにしましょう。
【C】4人以上用で直径25cm以上の「大型タイプ」
七輪は、コンロなどと違って時間をかけてじっくり調理する道具になるため、人数分の食材を調理できるスペースを考慮しておきたいところです。
家族やグループキャンプといった大人数での使用を想定している場合は、直径25cm以上の「大型タイプ」を選ぶと良いでしょう。状況によっては、七輪を複数個用意する方法も効率的です。
【D】水に強くアウトドアに使いやすい「金属製」
金属製の七輪は、扱いやすく耐久性に優れているところが魅力。
珪藻土製の七輪は水に弱く、洗い物をしているときに水がかかってしまったり、お酒がこぼれてしまったりすると破損のリスクが高まります。
金属製の七輪であれば濡れても特に問題がなく、お手入れもラクチン。保管場所にも気を遣わずに済むため、使い勝手を優先したい硬いおすすめです。
【E】耐久性・耐熱性が高い「珪藻土/切り出しタイプ」
切り出しタイプは、珪藻土を塊のまま切り出したものを削ってそのまま焼き上げて作られているタイプです。珪藻土の組織が破壊されないため強度が優れています。長期で愛用することができるでしょう。
ただし、練り製と比べると価格が高めに設定されているので使用頻度に合わせて選んでください。
【F】耐久性は劣るが安い値段で買える「珪藻土/練りタイプ」
練り製は珪藻土を粉砕させ、金型で押し固めたあとに成型して作られています。現在普及している七輪は練り製が多く、比較的安価な値段で販売している商品も多いので、初心者でも購入しやすい価格設定が魅力です。
ただし、切り出しタイプと比べると一度粉砕した珪藻土を固めているので、ヒビ割れが起こりやすいというデメリットも。長期で愛用する場合にはあまり適していません。
また、珪藻土は吸水性が高いので、湿気が多い場所に置いておくと水分を吸収してしまい、急に割れる可能性があるため注意が必要です。
【G】サンマや焼き鳥も焼きやすい「角型タイプ」
「角型」は、正方形・長方形の形をしたタイプで、細長い魚や焼き物を広い面積で焼きたい場合に適しています。丸形に比べると、食材をたくさんのせることができるのがメリット。
ただし、フライパンや鍋を使った調理には向いていない場合もあるので使用用途に合わせて選んでみてください。
【H】底部が熱くなりにくい!室内利用もできる「水冷式」
室内で七輪を使いたいときにおすすめなのが「水冷式」です。水冷式の七輪は、底に水を入れることで断熱効果が高まるため、底部が熱くなりにくくなっています。
テーブルが焦げたり変形したりしにくいので、室内でも安心して使用できるでしょう。
取っ手の有無やデザインにも注目!
【エキスパートのコメント】
自宅での使用ではなく、ベランダなどの屋外やアウトドアでの使用がメインの場合は、取っ手付きの七輪だとスムーズに移動させることができて便利ですよ。
また、七輪は炭などで汚れが付きやすいため、汚れが目立ちにくい色やデザインのものがおすすめ。汚れが気になる人は、黒や茶色などの濃い色を選ぶとよいでしょう。
室内で使用したい方は、インテリアに合う和風で上品な雰囲気を感じられるものや、家庭でも馴染みやすいシンプルなデザインのものをチェックしてみましょう!