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【この記事のエキスパート】
インテリアコーディネーター:齋藤 令子

インテリアコーディネーター:齋藤 令子

インテリアコーディネーター・雑貨コーディネーターとして、個人邸・マンションの内・外装、マンションのスケルトン・インフィルのプラン、マンションのモデルルーム、住宅メーカーのモデルハウス、TVスタジオのスタイリスト、TVCM・カタログ製作撮影スタイリスト、商空間デザイン等のデザイン関係、キャリアアップスクール・大学での講師。

フラワー・ガーデンデザイナーとして、ウェディング、ガーデンデザインを手掛ける。


フラワーアレンジメントの土台として欠かせないフローラルフォーム。いくつか形状があり、ブリックと呼ばれる一般的なブロック型のほか、ボール型やリース型、コーン型などがあったり、生花用・ドライフラワー用もあり、選ぶのに迷ってしまいますよね。本記事では、フローラルフォームの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

フローラムフォームとは

フローラルフォームとは、フラワーアレンジメントでの土台として使用するアイテムのこと。「オアシス」という名前で日本に入ってきたあと、オアシスを模してつくられたものの総称として呼ばれるようになりました。

いくつか形状があり、ブリックと呼ばれる一般的なブロック型のほか、ボール型やリース型、コーン型などがあり、生花用・ドライフラワー用もあり、好みのフラワーアレンジメントによって選ぶことができます。

フローラルフォームの選び方

それでは、フローラルフォームの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。

【1】形状
【2】購入数量
【3】地球環境に配慮しているか

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】形状をチェック

フローラムフォームには、大きく分けて「ブリック」「形どられているもの」の種類があります。一つひとつ解説していきます。

ブリック

出典:Amazon

フローラルフォームにはさまざまな形状があり、使用する目的に合わせて選べるようになっています。そのなかでも一般的なのが「ブリック(brick)」と呼ばれるブロック型のもの。

カッターなどで自由にカッティングすることが可能で、ご自宅のアレンジメントに用いる器に合わせて形を整えて使用します。均等にカットできるよう、等分線が引かれているものなどもあります。

形どられているもの(ボール型やリース型、コーン型など)

出典:Amazon

フローラルフォームには、ブリックのほかにも、ボール型やリース型、コーン型など、さまざまな形状があります。こうしたフローラルフォームに花を挿すだけで、華やかなアレンジメントができあがるため、贈りものやイベント用の装飾づくりの必須アイテムとして人気を集めています。

生花はもちろん、プリザーブドフラワーやアーティフィシャルフラワーに用いるドライ用のものも多数登場し、活躍の場が広がっています。ご自分の感性をいかしたアレンジメントに最適な形のフローラルフォームをご用意ください。

ポイント:作りたいアレンジによって形状を決めよう

【エキスパートのコメント】

「オアシス」という呼び方が広まっていますが、一般的に生花用の土台をフローラルフォームと呼びます。ブロック状で自由にカットができるのが一般的ですが、リース用やラウンド型、大型などさまざまな種類があります。

「吸水性」のものは生花・プリザーブドフラワーの両方に使え、花材用の標準タイプから茎が太いもの向きのハードタイプまでかたさも多種多様。「ドライ用」はプリザーブドフラワー・ドライフラワー向きで、かたさの種類は「吸水性」のものと同じ。アーティフィシャルフラワー(造花)に向いているかたいスタイロフォーム製のもので、大きさ・形も多種多様です。

【2】購入数量をチェック

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

生花用のフローラルフォームは、幅23cm・縦11cm・高さ8cmサイズの立法形、1カートン48個入りで売っているのが一般的です。まとめ買いは「お買い得」ではありますが、使い切れずに長い間置いておくと、劣化することがあります。

吸水が悪くなった場合は、ドライフラワーなどにも応用できますが、使いきれるか、置く場所があるかを考慮して個数を選びましょう。48個入りより単価は上がりますが、1個入りや10個入り、20個入りも発売されています。

【3】地球環境に配慮しているかチェック

【エキスパートのコメント】

生花用・ドライ用のフローラルフォームは、先発の「オアシス」に準じてフェノール樹脂でできているのがほとんど。近年では、多くのメーカーは地球環境に配慮しています。

製造過程でフロンガスを使用しないものや、燃やしてもダイオキシンなどの有害物質を排出しないフローラルフォームをつくったりと工夫をこらしています。また、「土に還る」商品として、トウモロコシを使った植物由来のエコ商品も開発されています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)