社会人になるとともに上京してきて、数カ月。
仕事の進め方もわからず、かつ土地勘もない――。そんな状況からは少しずつ脱却し、今の環境に慣れてきて、自分の時間も持てるようになってきたころでしょう。
しかし、中には「東京都内や関東地方のことがまだよくわからない」「休日に何をすればいいかわからない」といった人もいることかと思います。そこで今回は、関東地方で日帰りのひとり旅が楽しめるスポットについて紹介します。テーマ別に取り上げているので、ぜひ休日の参考にしてみてください。
温泉でゆっくりしたい
まずは、疲れた体を癒やしたい人に向けて温泉に入れる日帰りスポットを3つ紹介します。都心にあるものから落ち着いた雰囲気の場所にあるものまであるので参考にしてみてください。
箱根小涌園ユネッサン
箱根小涌園ユネッサンは、足柄下郡箱根町にある様々な温泉が楽しめる温泉テーマパークです。コーヒー風呂やワイン風呂などの変わり種の風呂があるほか、水着で入れるお風呂もあります。もちろん裸で入る通常の風呂もあるので、様々なお風呂に浸かることで日頃の疲れを癒やすことができます。タオルや水着はレンタルできるので、何も持たずにふらっと訪れても大丈夫です。
箱根小涌園ユネッサン
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
料金/時間 :
ユネッサン(水着エリア)
・土日祝 繁忙期 9:00~19:00
・上記以外 10:00~18:00
・大人 2,500円(税込)
森の湯(温泉エリア)
・土日祝 繁忙期 11:00~20:00
・上記以外 11:00~19:00
・大人 1,500円(税込)
アクセス :
・箱根登山鉄道「箱根湯本駅」からバスで20分
・小田原線/東海道本線「小田原駅」から箱根登山バスor伊豆箱根バスで40分
・箱根ICから車で30分
公式サイト : https://www.yunessun.com/
水上温泉
群馬県利根郡みなかみ町にある水上温泉は関東地方を代表する温泉地の1つです。近くには名勝の諏訪峡(すわきょう)があるため、温泉に入るだけでなく周辺の散策を楽しむことも可能です。自然を満喫し温泉で体の疲れをとれば、仕事に向けての英気を養うことができるでしょう。また、冬になるとウィンタースポーツを満喫できます。日帰り温泉も多数あるので温泉巡りを楽しむのもおすすめです。
水上温泉では、水上(湯原)エリア、谷川エリア、うのせエリア、向山エリア、湯桧曽エリア、宝川エリア、上の原エリア、湯の小屋エリア……といくつのかのエリアに分かれているので、訪れる際には事前に旅館や温泉を確認しておくことをおすすめします。
水上温泉
住所 : 群馬県利根郡みなかみ町
営業時間 : 旅館、ホテルによる
アクセス :
・関越自動車道水上ICから車で7分
・JR上越線「水上駅」出口すぐ
公式サイト : https://minakamionsen.com/
東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)
東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)は、東京ドームシティの中にある天然温泉が楽しめる施設です。地下1,700mから湧き出している天然温泉ももちろん魅力的ですが、それ以外にもリラクゼーションや岩盤浴、サウナが利用でき、レストランが併設されているため、しっかりと体を癒やすことができます。
また、都心の真ん中にある施設ということで交通アクセスも非常に便利なものとなっています。帰りに東京ドームで野球を観戦したり、新宿や渋谷など別の場所に遊びに行ったりすることも可能なので、ぜひ気軽に訪れてみてください。
東京ドーム天然温泉 Spa LaQua(スパ ラクーア)
住所 : 東京都文京区春日1丁目1-1
営業時間 : 11:00~翌朝9:00
休館日 :
・春季 2019/4/1、2
・秋季 2019/11/18、19
アクセス :
・東京メトロ丸ノ内線/南北線「後楽園駅」から徒歩約1分
・都営地下鉄大江戸線/三田線「春日駅」から徒歩約2分
・都営地下鉄三田線 「水道橋駅」から徒歩約3分
・JR中央線/総武線 「水道橋駅」から徒歩約6分
料金 : 大人(18才以上) 2,850円
※下記特定日には基本料金+休日割増料金324円(税込)がかかります。
2019/8/13~16、2019/12/30~2020/1/3
公式サイト : https://www.laqua.jp/spa/
のんびり街並みを歩きたい
続いては、ブラブラとゆっくりのんびり散歩をしながら街並みを眺めたい、という人におすすめのスポットを紹介します。食べ歩きや街の情緒を楽しむなどしてみてくださいね。
蔵造りの町並み(川越)
埼玉県川越市には「小江戸」と呼ばれる、江戸時代の面影を残した街並みが現存しています。代表的なのが、この街並みの象徴的な存在である「時の鐘」です。こちらは一度再建されていますが、それでもその見た目からは歴史を感じることができるでしょう。そのほかにも「埼玉りそな銀行川越支店」「松本醤油商店」「亀屋本店」など、街中を歩いているだけでも、江戸時代にタイムスリップしたような感覚に陥ります。
この蔵造りの町並みは平成11年12月に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選ばれたほか、平成19年1月には「美しい日本の歴史的風土100選」にも選ばれるなど、日本を代表する場所となっています。目で見るだけでも楽しめる場所です。
蔵造りの町並み
住所 : 埼玉県川越市幸町2
アクセス :
・西武新宿線「本川越駅」から徒歩10分
・東武東上線/JR川越線「川越駅」から徒歩14分
公式サイト : http://www.kawagoe-yell.com/category/sightseeing/kuradukuri-matinami/
佐原の町並み
千葉県佐原市にある小野川の流域は、江戸時代の町並みが残っていることから「北総の小江戸」と呼ばれています。この小野川周辺は河港や旅館、商店が立ち並んでおり、現在でも模造住宅などからはかつての繁栄ぶりを知ることが可能です。
小野川では舟に乗って川沿いを散策する舟巡りを楽しむことができます。佐原を訪れる際はぜひ体験してみてください。ゆったりとした流れの中で古い街並みをじっくりと観察することができるはずです。都会の喧騒を離れて心を落ち着かせたいという人はぜひ訪れてみてください。
佐原の町並み
住所 : 千葉県佐原市佐原イ
アクセス : JR成田線「佐原駅」から徒歩約10分
公式サイト : https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/machinami/index.html
谷根千
テレビなどでも特集されることのある人気スポット谷根千は、谷中・根津・千駄木という3つのエリアの総称のことです。これまでの2つとは異なり江戸時代のような古い街並みがあるというわけではありませんが、昭和のどこか懐かしい雰囲気の町並みを味わうことができる場所です。
谷根千には谷中銀座や根津神社といった観光スポットも多く、散歩がてら食べ歩きや散策ができます。また、谷中銀座にある階段「夕やけだんだん」は、夕焼けが非常に綺麗に見えるスポットとしても有名です。
散策だけならお金がかかることはありませんし、商店街で食べ歩きをしても安く抑えることができるのでコスパにも優れた場所だと言えます。エリアを歩き回っているだけでも、十分に楽しめるはずです。
谷根千
住所 : 東京都文京区谷中~台東区根津、千駄木周辺地区
アクセス : JR山の手線「日暮里駅」もしくは東京メトロ「千駄木駅」から徒歩で約5分
公式HP : http://www.yanesen.net/