富士フイルムは7月18日、ミラーレスデジタルカメラ「GFX」シリーズ用の単焦点レンズ「フジノンレンズ GF50mmF3.5 R LM WR」を発表した。9月下旬より発売する。価格は138,500円(税別)。
焦点距離50mm(35mm判換算:40mm相当)のラージフォーマットセンサーに対応する単焦点レンズ。335gと軽量で、スナップ撮影や風景撮影などに適している。「FUJIFILM GFX 50R」と組み合わせることで、世界最軽量(富士フイルム調べ)のラージフォーマットミラーレスシステムを構築できる。
レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む6群9枚で、球面収差やディストーションを抑制し、優れた解像力と豊かな階調が得られる。フォーカシング時の画角変動(ブリージング)も少なくなっている。リニアモーター内蔵のインナーフォーカス方式を採用し、高速かつ高精度なAFが可能。静粛性にも優れる。
鏡胴は各所にシーリングを施した防塵、防滴設計。-10度の低温にも耐えられるので、過酷なアウトドア環境下などでも安心して撮影を行えるとしている。主な仕様は以下の通り。
- 最小絞り: F32
- 絞り形式: 9枚 円形絞り
- 最短撮影距離(撮像素子面から): 0.55m~
- 最大撮影倍率: 0.1倍
- 最大径×長さ: 84×48mm
- 重さ: 約335g(レンズキャップ、フードを含まず)
- フィルターサイズ: 62mm