オスカープロモーションの男性エンターテインメント集団「男劇団 青山表参道X」のメンバーが18日、舞台『ENDLESS REPEATERS -エンドレスリピーターズ-』のプレスコールに登場し、取材に応じた。

  • 1列目左から奥野壮、村上由歩、栗山航、飯島寛騎、小沼将太。2列目左から長田翔恩、塩野瑛久、西銘駿、定本楓馬。3列目左から立花裕大、湯本健一、中村嘉惟人。

同作は同劇団の第2回公演で、とある資産家の邸宅に侵入した強盗集団ZOOが壮絶な死を迎えたのちに無機質な会議室で目覚め、作戦会議と強盗劇を繰り返す。今回は、ルビー(飯島寛騎、栗山航、小沼将太、立花裕大)、サファイア(西銘駿、塩野瑛久、村上由歩、松本健太)、エメラルド(定本楓馬、中村嘉惟人、湯本健一、長田翔恩)のメンバーと、ゲストの奥野壮が登場。サファイヤチームがプレスコールを行い、リーダーの栗山、副リーダーの塩野、同公演の宣伝隊長の飯島・西銘・定本、スペシャルゲストの奥野が取材に応じた。

360度のステージ、栗山は「初めてなんですけど、360度を活かした演出をつけてもらっているので、楽しんで演じている」、飯島は「ルビー、サファイヤ、エメラルド、プラス日によってゲストが来て、全公演組み合わせが違う。15公演全く違う舞台を見ているきぶんいなるんじゃないかな」と見どころを表す。

「もう、3チームでっていうのはいいかな」と苦笑する塩野は、「ひしひしと難しさを感じていて、完走できたときに『よくできたな』と思いそうなくらい」と大変さを実感。しかし「劇団自体も1年前と比べて、なんでも話せちゃうくらいの仲になってると思います」と、絆を深めた様子だった。

現在『仮面ライダージオウ』に出演しながら初舞台に挑む奥野は、「『ジオウ』の本編の最終回と縫いながら稽古に参加なので、スケジュールはタイトなんですけど、稽古自体は楽しい」と語る。『仮面ライダーゴースト』の西銘、『仮面ライダーエグゼイド』の飯島もメンバーにいるが、西銘は「もうもう、頑張るのみです! まあ、ねえ! 奥野くんなら大丈夫って感じ!」と太鼓判。『獣電戦隊キョウリュウジャー』に出演していた塩野が「ライダーの先輩ではないですけど、西銘みたいにはなるなよ」と話を振ると、奥野も「それば僕も思ってます」とすでに先輩をいじっていた。

さらに西銘が「僕は背中を見てついてこいってタイプじゃなくて肩を並べて歩こうって感じなので」と笑顔を見せると、奥野は「僕、その前を歩いてます」とぼけ、西銘は「なんで!?」とつっこむ。しかし最後には、西銘が「ライダーの主演って、やってる本人にしかわからない辛さ、大変さがあって、3人とも共有できるので、楽しいです。話してて盛り上がります」と先輩らしくまとめていた。

最後のメッセージになると、塩野が「楓馬ちゃん、あんまり話してないから」と定本を前に。「いるだけで気持ちよかった」という定本に、塩野は「確かに、いるだけでマスコットみたいでかわいいけど」と納得しつつ、定本が「エンドレス〜リピーターズ!みたいなことですか?」と確認すると、全員が「やばいやばい!」と戦慄する。

定本が「新しく入ったメンバーもいますし、1年間で成長したメンバーもいます。ぜひ成長を楽しみに、思いっきり楽しんでください! 見てね!!」とまとめると、「終わっちゃった!」と総ツッコミが入り、定本は「俺、だめだ〜」と弱音を吐く。改めて、リーダーの栗山が「劇団内でオーディションがあったんです。選ばれなかったメンバーの分も背負って立っています。劇団をもっと大きくするためにやっているので、それを見て欲しいと思います」と全体を締めていた。