ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7R IV」が登場しました。既報の通り、有効6100万画素という高画素のフルサイズセンサーを採用した高画質モデルで、グリップの形状やボタン配置などを改善して使い勝手を向上させました。発売は9月6日で、予想実売価格は税別40万円前後となっています。
ここでは、α7R IVの発表会で実機を触った様子を紹介したいと思います。
“小指余り”が改善されたのは、望遠撮影派に朗報
実際にα7R IVに触れてみると、持ち心地がだいぶ良くなったと感じます。特に、これまでのα7シリーズをホールドすると小指が余ってしまう…と感じていた人ならば、違いを実感できるでしょう。特に、大口径望遠レンズのような重量級レンズを装着したときに威力を発揮しそうです。
シャッターボタンのフィーリングやシャッター音も良好です。動画性能の向上も注目したいところ。新しいショットガンマイクロホンでのデジタル音声収録に対応したことで、音声を聞いてみると想像以上に効果は高いと感じます。
高画素ながら、連写やオートフォーカスなどαならではのパフォーマンスは健在で、さらに性能が高まった防塵防滴構造を含め、長く使うほどメリットを感じそうなカメラに仕上がっていると感じました。