キャスターは7月17日、リモートワークによる働き方と生活の変化に関する意識調査の結果を発表した。調査は7月1日~5日、同社で働く国内外のメンバー(業務委託を含む)283名を対象にインターネットで行われた。
今の働き方になって、仕事面で変わったことを聞いたところ、57.9%が「仕事の作業スピードが速くなった」、58.3%が「不明点を相談するタイミングが早くなった」、50.9%が「勤務(残業)時間が減った」、59.7%が「まずやってみる・自ら動く体質になった」と回答。リモートワークがより効率的に働ける環境であると言える結果となった。
生活面で変わったことについては、82.3%が「運動量が減った」、60.1%が「服を買う頻度が減った」と回答し、リモートワークならではの「自宅にて仕事をする」という性質を顕著に表した結果に。また、48.1%が「新しいことにチャレンジするようになった」と回答しており、時間にも精神的にもゆとりが生まれ、諦めていたことや地域活動などにチャレンジするようになったという回答も見受けられた。
さらに、家族との関係の変化について尋ねると、リモートワークを始める前よりも「良くなった(とても+やや)」と答えた人が47.4%であったのに対し、「悪くなった(やや+とても)」という人はわずか1.5%という結果に。リモートワークを選択した結果、家族との関係に好影響を与えていることがうかがえた。
最後に、「リモートワークあるある」を教えてもらったところ、周囲の煩わしい会話に気をとられたり、業務外の雑務に時間を取られたりすることがなくなったため、集中力が高まるという意見が目立った。
そのほか、自宅で仕事ができることで時間を自由に使いやすい、休憩中など隙間時間に家事をすませることができるというメリットもあった。一方、デメリットとしては、オン・オフの切り替えが難しいという意見もみられた。