EXILE、三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマーNAOTOが、SABU監督の最新作『ダンシング・マリー』(2020年公開)で映画初主演を務めることが17日、明らかになった。

  • NAOTO

同作はSABU監督のオリジナル脚本による最新作。とある朽ち果てたダンスホールに住み憑く”幽霊”のマリーから、生前に熱烈な恋に落ちていたジョニーを探してほしいと頼まれた青年・藤本研二(NAOTO)が2人の恋を成就させようと奮闘する、時空を超えた壮大なラブ・ファンタジーとなる。

NAOTOが演じるのは、都市開発課の職員としてダンスホールの解体を担当する藤本。無気力で平坦な日々を過ごす藤本が、超能力を持った少女との出会いをキッカケにマリーの願いを叶えようと人探しならぬ幽霊探しに奔走する。撮影は昨年の2月に東京、北九州、そして台湾で敢行。ホラーシーンだけでなく、ラブストーリーやヒューマンドラマ、アクションもふんだんに散りばめられ、ジャンルを超えた意欲作となっている。

また、同作がスペインで現地時間10月3日より開催される、世界3大ファンタスティック映画祭の一つ「シッチェス・カタロニア国際映画祭2019」の正式招待作品に選出されたことも明らかに。劇団EXILEのメンバー全員を起用した前作の『jam』が、モスクワ国際映画祭で日本人初の「ロシア批評家協会賞」を受賞するなど、最新作にも注目が集まっていたSABU監督が、映画祭からの熱烈なオファーに応えるかたちで『jam』とともに正式上映が実現。今年で52回目の開催を迎える世界的権威の映画祭でワールドプレミアが行われることになった。