第161回芥川賞が17日に発表され、今村夏子氏の『むらさきのスカートの女』が受賞した。2回連続ノミネートとなった社会学者・古市憲寿氏の『百の夜は跳ねて』は、受賞を逃した。
古市氏は、前回の芥川賞でも『平成くん、さようなら』で候補になっており、落選が決まった際はTwitterで「がーーーーーん」とツイートしていたが、今回は「ちーーーん。」「まただめだった!!!」と心情を投稿した。
この後、都内ホテルで受賞会見を開催。賞金100万円、賞品として時計が贈られ、8月下旬に都内で贈呈式が行われる。
芥川賞にはほかにも、高山羽根子氏『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』、古川真人氏『ラッコの家』、李琴峰氏『五つ数えれば三日月が』がノミネートされていた。