NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキが、16日に放送されたラジオ番組『KちゃんNEWS』(文化放送/毎週火曜24:05~24:30)で、9日に亡くなったジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川さん(享年87)との思い出を語った。
番組内で、2人は、「本当に寂しい。たくさんの教えと思い出、言い切れない色んなものを残して旅立ってしまいました。NEWSでお見舞いに行ったときは、ジャニーさんの肌に触れたりして、本当に温かくて、『もう1回話せたらな……』と思っていたんですが。ジャニーさんは本当に休みなくずっと走ってきたと思うので、ゆっくり休んでほしいなと思います。本当にありがとうございました」(小山)、「感謝してもしきれない。今の僕たちがあるのはジャニーさんのおかげ」(加藤)とそれぞれコメント。
続けて、ジャニーさんとの思い出話になり、小山は、「ジャニーさんの家で一番食べたものはステーキ。冷凍庫にめっちゃストックあんのよ。『みんなステーキ食べるよね?』って言って焼いてくれた。次の日早かったんだけど、寝る前に米とステーキを食べさせられた(笑)」というエピソードを披露。「『僕の焼き方が一番美味しい』って言って、ハワイに行ってもスーパーで肉を買ってきて、自分で焼くの。味付けはバターと醤油をちょっとで、一番美味しい」と懐かしむと、加藤も、「ステーキ好きだったからね。美味しかったな~」としみじみ語った。
また、2人がジャニーさんと初めて会話したのは、オーディションのときで、小山は、「ユー、来週もおいでよ。ユーとシゲの“シンメ(ペア)”が一番格好いいよ」と声を掛けられたそう。「ジャニーさんに『格好いいよ』ってずっと言われてて、そこから結局、19年も“シンメ”が変わってないじゃん」と感慨深げに話すと、加藤が、「それ、俺は言われてないんだよ! なんで小山には言って、俺には言わないの? 俺もいたんでしょ? ジャニーさん、謎だわ~」と苦笑する場面も。
最後に小山は、「NEWSっていうグループを作ってくれて、ステージに立たせてもらって、あんな華やかな世界を見せてもらった。普通の男の子だった俺とシゲが、今こうやって夢を追わせてもらってる。しかも、大切なファンのみなさんに出会わせてくれたっていう。これはもう一生、感謝の気持ちは持ち続けると思う」と改めて感謝の言葉を述べ、「まさにこの『KちゃんNEWS』っていうタイトルも、ジャニーさんが名付けてくれたので、このラジオも大切にしていきたい」と気を引き締めていた。