7月16日、ソニーが海外で新しいフルサイズミラーレス「α7R IV」(ILCE-7RM4)を発表しました。有効6100万画素の高画素フルサイズセンサーを搭載したことや、操作性を改善したこと、動画撮影でもリアルタイム瞳AFが可能になったのが特徴です。米国での価格は3499.99ドル(約37万8500円)で、9月発売予定。日本での発売は未定。
α7R IVのおもな特徴は以下の通りです。
- 有効6100万画素の裏面照射型フルサイズCMOSセンサーを搭載(9504×6336ドット)
- 画像処理エンジン「BIONZ X」を最新世代に置き換え、ダイナミックレンジを15段分相当に拡大
- AF/AE追従時の連写速度を最大10コマ/秒に向上
- 位相差AFは567点、撮像面の約74%をカバー
- 有効2620万画素で撮影できるAPS-Cクロップモードを搭載
- 16枚の画像を合成して高精細な写真を生成するピクセルシフトマルチ撮影で、2億4080万画素相当の撮影が可能(19008×12672ドット)
- 電子ビューファインダーは576万画素の高精細タイプに一新
- 感度はISO100~32000に対応(拡張時はISO50~102400)
- リアルタイム瞳AFが写真撮影時と動画撮影時に対応
- 防塵防滴構造を強化
- デュアルのSDカードスロットは両方ともUHS-IIに対応
- グリップの形状を変更し、持ちやすさを改善
- カメラの電源がオフでもワイヤレスでスマホに写真を転送できるよう改良