JR西日本は2017年から駅リニューアル工事と高架下の商業開発を進めてきた大阪環状線玉造駅に関して、8月31日のリニューアルオープンが決定したと発表した。

  • 玉造駅北口外観イメージ

JR西日本グループでは、2013年度から「大阪環状線改造プロジェクト」にもとづき、「行ってみたい」「乗ってみたい」大阪環状線をめざし、さまざまな施策を展開してきた。玉造駅のリニューアル工事は、その重点施策である「安全快適な駅づくり」の一環で進められてきた。

おもな改良点として、玉造駅北口に駅名の由来でもある「勾玉(まがたま)」をモチーフとしたひさしを設けるとともに、ぬくもりを感じるデザインを採用。駅の玄関口としての顔として親しまれる駅をめざす。

また、駅構内店舗約750平方メートルを全面リニューアルすることで、鉄道利用者の利便性向上はもちろん、地域の人々にもっと気軽に立ち寄ってもらえるように、新たにフードコートなどを出店。駅ナカ店舗は「セブン-イレブン ハートイン」(7月24日開業)・「MOMI&TOY’S」(7月31日開業)・「マクドナルド」(8月下旬開業)・「たまぞうキッチン」(8月下旬開業)のほか、「R-Baker」「松屋」「鶴丸饂飩本舗」「サバ6製麺所」「玉造駅前食堂」が開業する。

  • 玉造駅コンコースイメージ

駅構内店舗リニューアルに合わせ、壁面・床面・天井の美装やLED照明によって明るい空間を演出。コンコースのレイアウトも変更され、見通しの良い開放感のある駅空間を創出する。開業日の8月31日には記念式典が開催される。