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【この記事のエキスパート】
医療系Webライター:影向 美樹
歯科医師免許取得後、横浜・京都の歯科医院にて10年ほど歯科医として勤務。現在は歯科分野を中心とした医療系Webライターとして活動中。
一般向けの情報記事や歯科医師の仕事・転職に関する記事などを執筆。
また歯科医院ホームページのコンテンツ内における文章作成や院内にて配布するニュースレターの作成も手掛ける。プライベートでは一児の母。
子供の歯は虫歯になりやすいので、毎日の歯磨きが大切。歯磨き粉を使うときはフッ素濃度や研磨剤、発泡剤の有無など気にするポイントがたくさん! この記事ではそんな子供用歯磨き粉の選び方とおすすめ商品、通販の人気ランキングを紹介します。
子供の歯磨き粉はいつから使う?
子供の歯磨きの開始時期は、生後6カ月頃(下の前歯が2本生えてくる頃)が推奨されています。この頃のミルクや離乳食が中心のこの頃の赤ちゃんには、歯磨き粉を使用せずシートやブラシで磨くのみでOK。
歯磨き粉を使い始めるのは、一般的にうがいができるようになる2歳頃とされています。まだ上手にうがいができない小さな子供には、すすぎやうがい不要の歯磨き粉を使って磨いてあげるといいでしょう。
赤ちゃんから小学生まで!
子供用歯磨き粉の選び方
ここからは、子供用歯磨き粉の選び方を解説していきます。
子供の年齢に合わせて選ぼう
子供用の歯磨き粉は、おもに月齢の低い赤ちゃんが使う「シートタイプ」や「ジェルタイプ」、うがいができるようになってから使う「ペーストタイプ」の3種類があります。
【0~1歳】シートタイプで歯磨きの練習を
歯磨きデビューしたばかりの赤ちゃんには、シートタイプがおすすめです。はじめは「歯磨きに慣れること」が大切。いきなり歯磨き粉のついた歯ブラシで磨くと赤ちゃんもびっくりしてしまうので、ママやパパが優しく話かけながらシートで歯を拭いてあげましょう。
歯磨きシートは使い捨てできるため便利ですが、代用として濡らしたガーゼを使うのもOKです。
【1~2歳】慣れてきたらうがい不要のジェルタイプ
歯磨きに抵抗がなくなりはじめたら、ジェルタイプの歯磨き粉を使ってみましょう。ジェルはやわらかい質感で歯の隙間にも入りやすいのが特徴。
またジェルタイプは泡立たず、すすぎが簡単にできる商品が多いので、まだうがいができない小さな子供におすすめです。
【2歳以上】うがいができるようになったらペーストタイプ
大人用の歯磨き粉でもおなじみのペーストタイプは、うがいが上手にできるようになった頃から使いはじめましょう。うがいができるようになるのは2歳以降が目安です。
ペーストタイプはフッ素配合の商品が多く、虫歯予防におすすめです。
フッ素配合の歯磨き粉は「フッ素濃度」に注意を
歯磨き粉に配合されるフッ素(フッ化物)には、歯の表面にあるエナメル質の結晶を強くし、虫歯になりにくくする効果があります。そのため子供の乳歯や生え始めの永久歯の虫歯予防に、ぜひフッ素配合の歯磨き粉を取り入れてください。
フッ素配合の歯磨き粉は、乳歯の生えはじめ(生後6カ月ごろ)から使用可能ですが、フッ素の配合濃度に注意が必要です。
歯磨き粉のフッ素濃度はppm(1ppm=0.0001%)で表記され、厚生労働省によると、歯が生えはじめるころ~5歳は500ppm、6歳~14歳は1,000ppmの濃度がよいとされています。
研磨剤は無配合か低研磨性だと安心
歯磨き粉に含まれる研磨剤(けんまざい)には、歯に付着した歯垢を効率よく落とす効果がありますが、歯質のまだやわらかい子供の歯にはダメージが大きいです。そのため、子供用の歯磨き粉は研磨剤無配合のものがおすすめ。
ただし、研磨剤が含まれていない歯磨き粉は「着色汚れが落ちにくい」という欠点もあります。歯の着色汚れが気になる場合は、研磨剤の粒子がこまかい「低研磨性」の歯磨き粉を選ぶとよいでしょう。
歯磨きを嫌がる子供にはフレーバー付きを
「歯磨きを嫌がる」「歯磨きをさせてくれない」というのも、ママやパパからよく聞く悩みのひとつ。子供が歯磨きを嫌がる場合は、子供が好きなフレーバー付きの歯磨き粉を選んでみてください。
フレーバーの種類はイチゴ、グレープ、ピーチ、バナナ、ソーダなどさまざまな味がそろっています。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)