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【この記事のエキスパート】
管理栄養士・フードコーディネーター:中村 美穂
東京農業大学卒業後、デリ・レストランの商品開発を経て、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わる。
2009年に独立し、小さなお子様から大人まで楽しめる季節の野菜料理とお菓子の教室「おいしい楽しい食時間」を開催。
自治体等の栄養講習会、離乳食教室、食育講座の講師のほか、雑誌・書籍・広告等のレシピ提供やスタイリングなど幅広く担当。著書多数。
洗いごまは、手間をかけて好みの加減に炒る楽しみがあり、炒りたて、すりたてのごまの風味や香りは格別なものです。この記事では、管理栄養士の中村美穂さんへの取材をもとに、洗いごまの選び方やおすすめ商品をご紹介します。
管理栄養士に聞いた!
洗いごまを選ぶポイントは?
管理栄養士の中村美穂さんに、洗いごまを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
ポイント1
白・金・黒は好みや用途で選ぼう
自然栽培にこだわった白ごま。容量も300gで料理やお菓子に幅広く利用できるのがポイント。
【エキスパートのコメント】
自分の手でじっくりとごまを炒って、炒りたての香りを存分に味わいたいこだわり派の方におすすめなのが洗いごまです。
ごまは表皮の色の違いで白ごま、金ごま、黒ごまに分けられます。いずれも栄養成分はほぼ同じですので、好みや用途の違いで選んでください。白ごまは白和えやごまだれのようにほかの食材の色や香りを邪魔せずに、ごまの香りやコクを加えることができます。白ごまに比べると金ごまや黒ごまは香りが強く、料理の彩としてごまの色味をプラスすることでアクセントに。
洗いごまなら炒り加減や、すり加減も好みに仕上げることができるので、さらにごまの楽しみ方が広がります。
ポイント2
希少価値の高い国産品か、お手ごろ価格の輸入品か
茨城県産のごまを使用。自然栽培にこだわった洗いごまは、香ばしさと甘みが際立ちます。
【エキスパートのコメント】
日本で販売されているごまの99.9%は輸入品で、国産ごまはわずか0.1%程度となっています。
国内生産量は鹿児島県がもっとも多く、その他沖縄県、九州・東北地方などでごまが栽培されており、輸入品に比べ粒が小さく豊かな香りが特徴です。
お手ごろ価格の輸入品に比べ価格は高くなりますが、希少な国産ごまを選んで食べることは香りの違いを楽しめるだけでなく、自給率0.1%のごまの生産を守り、復活させようと努力している生産者を応援することにもつながります。
ポイント3
安全性を気にするなら有機認証品かどうかのチェックを
自然栽培にこだわった白ごま。容量も300gで料理やお菓子に幅広く利用できるのがポイント。
【エキスパートのコメント】
ごまは表皮ごと食べるため、ほかの皮を洗ったり除いたりしてから食べる食品に比べると、農薬や肥料が体内に吸収されるリスクが高い食品です。
安全性を気にされるなら、価格は上がりますが、有機JAS規格認証品または有機JASと同等の制度を有する、海外オーガニック認証機関の安全性基準で合格、認証された原料を100%使用している製品がおすすめです。