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【この記事のエキスパート】
文房具ユーザー:他故壁氏(たこかべうじ)

文房具ユーザー:他故壁氏(たこかべうじ)

文房具トークユニット「ブング・ジャム」のメンバー。
文房具ユーザーとして数多くの文房具に触れ、その便利さを世に伝えたいと切望する。
筆記具と紙、その周辺の文房具を中心としたパーソナル文具全般に興味がある。
コレクターではないので所有点数は多くないが、文房具は買ったら必ず試す。


文房具ユーザーの他故壁氏(たこかべうじ)さんへの取材をもとに、ホッチキスの針の選び方、金属針はもちろん、環境に配慮した紙針などのおすすめ商品をご紹介します。学校や会社など、ホッチキスを使う機会は意外と多いもの。使いたい場面に合った針を選んでください。

文房具ユーザーに聞きました
ホッチキスの針の選び方

出典:Amazon

文房具ユーザーの他故壁氏さんに、ホッチキスの針を選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。

【1】基本となる10号針のバリエーション
【2】とじる枚数
【3】使う環境

上記の3つのポイントをおさえることで、より具体的に使いやすいホッチキスを知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】基本の10号針のバリエーションもチェックしよう

出典:楽天市場

【エキスパートのコメント】

持ち運び可能な小型ホッチキスは、10号と呼ばれるサイズの針を使うことが多いです。そして実は、10号にはバリエーションがあります。

たとえば、10号針は一般的に50本がひとかたまりで、ホッチキス本体も50本が装着の基準になっています。本体に100本の針を装着できるホッチキスもありますが、その場合ひとかたまりが50本の針より、100本がひとかたまりの針の方が装着する手間が省けて便利です。

また、打った針が銀色で気に入らないという場合は、カラーのついた針もあります。冊子などの長期保存で針がさびてしまった経験はありますか? そんな方には、さびにくいステンレス針をおすすめします。

このように、用途にあわせて針をかえてみてください。

【2】たくさんの枚数をとじたい方は足の長い針を

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

10号針の中には最大32枚までとじることのできるものもあります。ただ、それでも足りない場合もありますよね。

とくにご自分で小冊子を作られる方、また分厚い資料を用意しなければならない方、ページ数は最大どのくらいですか? 40枚(80ページ)を超えるようでしたら、ぜひ10号よりも大きい、足の長いホッチキスの針をお選びください。

ただ、針の足が長ければ万能かというと、そうでもありません。用紙の枚数にあった針を使わないと、針足が余ってうまくとじられない場合もあります。ご自分の使用条件、とじる枚数にあった針を選ぶことがいちばん大切です。

【3】針を使ってはいけない環境には紙針タイプを

出典:Amazon

【エキスパートのコメント】

食品や医療関係品、精密部品を扱う現場や、子どものいる教育の現場などでは、ホッチキスの針の誤飲や混入が問題になる場合があります。

最近は針のないホッチキス(紙に穴をあけて用紙同士をぬうように組みあわせるもの)も普及していますが、針のないホッチキスにはとじる用紙の枚数に限界があります。現在市販されているものだと、たとえば12枚とじのもの(コクヨ『ハリナックス』)があります。

これ以上とじたい場合は、マックスの『P-KISS20』をおすすめします。『P-KISS20』は専用の紙針によって、最大20枚の用紙をとじることができます。ちいさなお子さまのいるご家庭での工作にも、安心してお使いいただけます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)