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【この記事のエキスパート】
インテリアデザイナー・福祉住環境デザイナー・カラースペシャリスト:網村 眞弓(あみむら まゆみ)
色彩の効果を活かし健康で快適な暮らしをデザインします。
ウエルネス空間や機能的でここちよいステイホーム空間、ホテルライクなデザインや最新トレンドを取り入れた素敵な空間づくりを得意としています。
都市型高齢者専用賃貸住宅第一号の開発や、厚生省の助成事業で色彩やインテリアによる効果を検証に携わる。日本IBM研究所、世界2位広告代理店グレイ・インターナショナルでメディアプラ二ング、スワロフスキーでブランディングを行い、英国やスイスに修学。レマン湖畔の邸宅など手掛け、現在はColor Design Firm代表としてインテリアやカラーのデザインやコンサルティングを行う。
メディア出演、講演・セミナー、執筆多数。英語での対応も可能です。
ゴミ箱は案外スペースをとるものなので、設置する場所に困ってしまいますね。そんなときに便利なのが、薄型でコンパクト、省スペースで設置が可能なスリム型のゴミ箱です。家具と家具のちょっとしたスキマに置くことができて、お部屋がスッキリします。
スリム型ゴミ箱の選び方
それでは、スリム型ゴミ箱の選び方をご紹介します。ポイントは下記の6つ。
【1】サイズ
【2】容量とゴミ箱の数
【3】分別できるかどうか
【4】機能
【5】素材
【6】デザイン
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サイズをチェック
置き場所として考えるスペースの幅、奥行き、高さなどのサイズをしっかり測り、購入したはいいものの、置けなかったという失敗のないよう選んでいきましょう。
薄型ゴミ箱である、スリムサイズのゴミ箱は幅が約20㎝で45リットルの容量から、超スリムサイズだと10㎝~15cmも販売されていますので、置き場所にあったサイズを選択してください。
とくに、キッチンシンクや洗面所の下などに入れるときは高さと上部スペースに余裕を持って選びましょう。ふた付きのゴミ箱を買った場合上部に余裕がないとふたがつっかえてしまい、全開できない場合があります。
【2】家族の人数とゴミ箱の容量をチェック
ゴミ箱の置き場所によって必要な容量が異なります。もっともゴミがでる場所はキッチンです。キッチンなら日常の料理に使った食材のカスやビニール袋、飲みもののパックやビン・カンなどさまざまなゴミがあるからです。
一方でリビングや洗面所などは、キッチンと違ってゴミの種類も量もそれほど多くありません。ソファ横やシェルフ横などに収まる容量の小さなタイプが向いているでしょう。
家族の人数が多ければ比例してゴミの量も多くなります。環境庁の調べによると、ひとりが1日に出すゴミの量はおよそ700~1kgです。ひとり1L×家族人数分の容量を選ぶとよいでしょう。ゴミ箱を複数設置する場合には、必要な容量を考慮して数を決めましょう。
【3】分別できるかどうかチェック
全国どこの自治体も分別を実施していますので、省スペースで分別を考えるなら、次の2つのタイプが候補になるでしょう。
ひとつは、スリムで奥行きのあるゴミ箱の中が複数に仕切られているタイプ、もうひとつは、縦型と呼ばれるもので、高さを利用して2段・3段と分別スペースを設けているタイプです。積み重ねるタイプもありますので、スペースに応じて使いやすいタイプを選びましょう。
【4】機能をチェック
スリム型ゴミ箱にはいろいろな機能がついているものもあります。より使いやすい機能があるかどうかもチェックしてみましょう。
キャスターつきは動かしやすくて便利
【エキスパートのコメント】
ゴミ箱のなかは汚れやすいものです。ゴミを入れるとき、まわりにどうしても汚れがつくでしょう。いちいち引っぱり出したり、動かして拭いたり洗ったりは意外とたいへんです。
キャスターがついているものであれば、すぐに動かしてちょっとこぼれた水気やゴミ、粉などを拭くことができます。ストレスなくメンテナンスできることは、料理や片づけがおっくうにならないための秘訣なので、キャスターがついたタイプを選ぶといいでしょう。
フタに触れずに開閉できる機能も
スリム型ゴミ箱には、フタに触れずに開けられる機能がついているものがあります。キッチンで調理中など、手が汚れている状態でもフタを開けてゴミが捨てられるので便利です。
フタを触れずに開ける機能には、ボタンを押して開けるボタン式、足でペダルを踏むペダル式、手をかざす自動開閉式があります。使いやすい開け方のものを選びましょう。
【5】素材をチェック
ゴミ箱は、プラスチック製やステンレス製が主流です。プラスチック製のメリットは、軽量で扱いやすいところ。ステンレス製のメリットは、耐久性があり熱にも強いところです。
キッチンで使用するなら、ステンレス製の方が汚れが染みこむことがなく手軽に拭けて衛生的です。菌やカビの繁殖(はんしょく)を防ぐ効果が期待でき、素材としてもクールで高級感があります。
【6】デザインをチェック
【エキスパートのコメント】
ゴミ箱は必要不可欠だけど、インテリアの美しさを損ないたくない、またはゴミ箱だからといって、いかにもなデザインはちょっとイヤという方は、とびらが木目調のスリムなものを選びましょう。
お部屋の雰囲気をたもちながら、スッキリ収まるゴミ箱をそなえることができます。プラスチック製のグレーやブラックのゴミ箱も便利ですが、見た目がいかにもゴミ箱になりがち。存在感を美しさでカモフラージュして、生活感からさよならしましょう。
>> インテリアデザイナーのワンポイントアドバイス
【エキスパートのコメント】
マルチに使えるゴミ箱を選ぼう
キッチンで使うゴミ箱の場合、キッチンの作業スペースが足りない、料理の道具や調味料をちょっと置ける場所がほしい、ゴミ箱を置く場所がそんなにとれない……などさまざまな悩みがでてくることでしょう。
フタつきのゴミ箱は、ゴミを直接見ることなく、においの拡散も防いでくれます。キャスターつきやとびらつきのタイプで、プラスチックのゴミ箱が格納されているものは動かしやすく、メンテナンスの労力も少ないのでさらに便利です。
ぬれた手で空けなくてもペダルでフタが空けられたり、上部がステンレスになっていて、調理の途中にものをちょっと置くことができたりなど、マルチな機能をそなえたゴミ箱が便利です。