カンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』が、きょう16日(23:15~)の放送で107回目を迎える。収録後、スタジオキャストの俳優・青木崇高、作家・本谷有希子、タレント・YOU、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、感想を語った。

  • (左から)青木崇高、YOU、本谷有希子、若林正恭=カンテレ提供

同番組がレギュラー番組初挑戦の青木は「『長いよね』と言われるのですが、正直あまりピンときてないところがあります」と率直な感想。本谷も「私も顔を出しているのが、この番組だけなので、本当にこの1年~半年くらいでいろいろな方から『見てるよ』って、言われることが増えて、最近、保育園の先生にもバレました(笑)」と話した。

YOU は「地方に行ったりしても『見てます』と声をかけていただけるので、うれしいなぁと。また出演番組がいくつかある中で『セブンルール』は、若い女の子や働く女性に見ていただいているな」と実感している様子で、若林は「1年で終わってしまう番組も多いなかで、100回を超すのはすごいなと。そのわりには、毎回収録で『しゃべったな~』みたいな手応えはないんですけど(笑)」と、リラックスしていることを語った。

番組の魅力を尋ねると YOUは「毎回主人公が変わるので、全然違う楽しみ方ができて新鮮なところ」。青木は「(周りから)仕事をしてひと息ついて、テレビをつけた時にやっていることが多いと言われます。その時、自分の仕事状況と比較したり、共感したり、学ぶべきことがあったり。そういう部分を、自分が得る“楽しみ”に変えてほしいですね」、本谷は「“他人ってどうやって生きているのだろう?”という、漠然とした興味は誰でもあると思います。せちがらい部分も含めて、ドラマではなく、こういうドキュメンタリーを見ないと分からない。のぞき見のような感覚で見ていただければと思います」とコメント。

今後、番組で密着してほしい女性を聞くと、本谷は「流行りのYouTuber、繰り返し整形をしちゃう人。いろいろなものを抱えていながら、人間ってやっぱり面白いなと思う人が見たいです」と回答。番組内で“夜中に徘徊する人”が気になると答えていた若林は「“夜中に徘徊する人”というのは、ひとつのことに視野狭窄(きょうさく)しているから、エネルギーを感じて見ていて楽しいんです(笑)」とその理由を答え、青木は「成功する前の人。例えばこの番組でも、実際に番組を作っているディレクターや、助監督、ADさんの仕事の大変さを見てみたいです。“映画や番組を作るために、こういう人がいるんだな”というのを実感してみたいですね」と要望していた。

16日の放送では、反響の大きかったルールや印象に残っている人物を紹介し、夫婦、子育て、親子関係など、家族にまつわるルールについて、スタジオキャストとともに放送を振り返る。