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【この記事のエキスパート】
ベビーグッズ・コンシェルジュ:白石 佳子
小学校教師を経て大手ベビー用品メーカーで商品企画担当として勤務。
手がけた商品は「グッドデザイン賞金賞」を受賞。
その後育児関連カタログ誌のバイヤー職などを経て、現在はベビーグッズ・コンシェルジュとして延べ1500名のプレママやママに育児グッズ講座を実施。
ベビーグッズによる赤ちゃんの事故を減らすために、そして不安を抱えながら育児しているママをサポートするために活動中。
新米パパママの育児を助けるオリジナルベビー服「バルーンオール」はキッズデザイン賞を受賞。
メディア歴:NHK おはよう日本
保育園や幼稚園、小学校での生活に欠かせない「上履き」。長時間履くものなので、なるべく子供の足に負担がかからないものを選んであげたいですよね。この記事では、ムーンスターなどの人気メーカーの商品をはじめとしたおすすめの上履きを紹介します。
保育園・幼稚園・小学生向け
子供向けの上履きの選び方
上履きは、子供が自分で脱いだり履いたりすることになるので、年齢に応じた履きやすさを考えてあげることが大切です。ここではベビーグッズ・コンシェルジュの白石佳子さんへの取材をもとに、上履きの選び方を紹介します!
上履きの形状タイプで選ぶ
上履きの種類は、定番の「バレエシューズタイプ」、脱ぎ履きがかんたんな「スリッポンタイプ」、ひとりひとりの足囲やくつ下の厚さに対応しやすい「面ファスナータイプ」という3つのタイプがあります。
それぞれの違いをチェックし、ひとりで履きやすいもの、子供の足に合ったものを選んであげましょう。
履きやすく脱ぎやすい「バレエシューズタイプ」
上履きとしては定番のタイプ。甲の部分に幅1~2cmのゴムベルトがついています。履き口が広いため履きやすくて脱ぎやすいのが特徴。
一方で、ゴムベルトの長さは一定なので、子供の足幅や甲の厚さが合わないと、上履きのなかで足が前にズレてしまったり、脱げてしまったりと、自然な動きができなくなることもあります。
足にフィットして動きやすい「スリッポンタイプ」
スリッポンタイプの上履きは、甲部分が広くゴム素材になっています。甲全体がゴムや生地でおおわれているため、足にフィットして動きやすいのがメリット。ワンアクションで履けるのも特徴で、とくに上履きデビューする子どもに適しています。
ただ、ゴムがゆるんでしまうとフィット感がなくなり脱げやすくなってしまうデメリットも。買い替えのためにも、ときどき確認が必要です。
足に合わせて調整できる「面ファスナータイプ」
甲部分に面ファスナー(マジックテープなど)付きのベルトがあるタイプです。ひとりひとりの子供の足囲や靴下の厚みに対応し、常に足とフィットして動きやすいのが最大のメリット。
ただし、脱ぎ履きの際に毎回ベルトの付け外しが必要なため、子供は履くのが面倒だと感じてしまうかもしれません。
子供の足のサイズに合わせて選ぶ
子供の足はすぐ大きくなります。だからといって、大きめサイズの上履きを履いていると脱げやすく、転んでしまって危険です。また、本来の歩き方ができずに足の成長を妨げてしまうことも。そのため、子供の足にあったサイズの上履きを選ぶことがとても大切。
「足長」だけでなく「足幅」「足囲」(親指と小指の付け根を取り巻いた周囲の長さ)のサイズも計測して、子供の足の幅や厚みを考慮して選んでください。
子供の足は発達が早いので、3~4カ月を目安にサイズチェックすることをおすすめします。
履き心地がよく動きやすいかチェック
履き心地のよさ、動きやすさは大事なポイント。子供にとって快適な上履きを選んであげましょう。
つま先に7~10mmほどゆとりがあるか
上履きを履いていても、はだしで歩くときのように指に力を入れて地面をつかんだり、広げたりできるものがおすすめ。選ぶときはつま先部分の形が丸く、厚みがある形になっている上履きを選びましょう。
サイズを決める際には、足の指が自由に動かせるように、つま先に7~10mm程度のゆとりをとってください。ただし足指まわりにゆとりをつくるためには、甲の部分でしっかりフィットしていることが前提。
甲部分がフィットしていないと、ゆとりがある分、足が前にズレてしまうので注意してください。
足の甲にフィットすると動きに対応しやすい
子供のどんな動きにも自然に対応できる上履きを選ぶには、甲の部分が子供の足にしっかりフィットしているものがおすすめ。
甲まわりがぷっくりしているタイプなのか、細くてうすいタイプなのかでフィット感が変わります。購入の際は、できれば実際に試着してみて甲の部分のゴムをひっぱって締めつけ感を確認しましょう。
また、歩いたり跳んだり、走ったりして、かかとがパカパカしないか、上履きのなかで足が前にズレていないかもぜひ確認してみてください。
靴底のやわらかさも確認を
靴底のやわらかさにも注目しましょう。靴底の素材がかたいものは、足に負担がかかってしまいます。足指の部分がしなやかに曲がるものなら足の動きを妨げないので、一日中履いていても疲れないです。
快適に履くための機能性をチェック
快適に履くためには、上履きの機能面にも注目してみましょう。
「抗菌・防臭機能」やムレない工夫に注目
上履きに使用されているアッパー部分の素材は、綿やポリエステル、ビニールなどが主流。上履きを長時間履いていると、汗をかいて足がムレやすくなります。
ムレによるにおいや雑菌の繁殖を抑えたいなら、通気性のいいメッシュ素材や、空気孔があるもの、抗菌・防臭機能つきの上履きを選ぶといいでしょう。
「防汚性」「速乾性」があるとお手入れがラクに
上履きは汚れやすくこまめに洗う必要があるため、お手入れしやすいものを選びましょう。とくに、防汚性と速乾性は注目したいポイント。防汚性のあるものは汚れを寄せつけにくいので、洗うのがラクになります。速乾性があれば乾かす時間を短縮できるでしょう。
忙しくてあまり時間に余裕がない方なら、洗濯機で丸洗いできるタイプも便利! 手間をかけずに気軽にお手入れできます。
イラスト入りなら子供が間違わずに履ける
最近はディズニーやアニメのキャラクターなど、イラスト付きの上履きも多数販売されており人気があります。子供が楽しんで履けるように、好きなイラストで選んであげるのもひとつ。
また、内側に描かれたイラストが左右でひとつの絵になるよう工夫されていれば、小さな子供でも左右を間違えません。下駄箱で自分の上履きがすぐわかるよう、見やすいところに名前が書けるようなスペースがある上履きもおすすめです。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)