女優の黒木華が15日、都内で行われた主演を務めるTBS系連続ドラマ『凪のお暇』(7月19日スタート、毎週金曜22:00~)の特別試写会・舞台挨拶に、共演の高橋一生、中村倫也、宣伝大使のIKKOとともに登壇した。
このドラマは、月刊誌『Eleganceイブ』で連載中のコナリミサトによる同名漫画が原作。場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう主人公・大島凪を黒木が演じ、凪の彼氏・我聞慎二を高橋、人生をリセットした凪が新たな生活先に選んだアパートの隣の部屋に住む男・安良城ゴンを中村が演じる。
黒木は、演じる凪との共通点について「天パーなんですよ、もともと。こんなではないですけど」と話し、「そういう細かいところだったり、節約でお金が下がったことに小さな喜びを感じたり、そういうのを可愛くやれたらいいなと思ってやりました」と説明。ストーリーにちなんで、日々の生活で幸せを感じる瞬間を聞かれると、「おいしいご飯を食べているときとか、いつもより長く寝られたときとか、幸せだなと思いますね。昔は食欲が勝っていたんですけど、最近は睡眠欲が勝ちます」と答えた。
そして、「梅雨で、本当は晴れてほしい日にシトシトしてしまったり、そういう苦労はありますね。これ(髪の毛)が湿気でへたってきちゃうんですよ。そうすると凪ちゃんの丸いのができなくて」と天パー役の苦労を告白。また、「異常に髪の毛が伸びるのが早くて、(シーンが)つながっていないかもしれない」と心配し、中村が「つながりとか気にしなくていいから!」と声をかけると会場から笑いが起こった。
宣伝大使のIKKOも登壇し、ドラマの魅力を熱弁すると、黒木は「すごいうれしいですね。そこまで深く見てくださって。心強いです」と感激。IKKOおなじみの「どんだけ~」をアレンジした「お暇~」を全員で披露し、盛り上がった。