14日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(毎週日曜19:58~)で、お笑い芸人のいとうあさこと、お笑いコンビ・ガンバレルーヤのよしこが、今年の同局系大型特番『24時間テレビ42』(8月24~25日放送)の「チャリティーランナー」に決定したことが発表された。

  • いとうあさこ(左)とガンバレルーヤのよしこ=日本テレビ提供

今年は、フルマラソン42.195kmを4人でつなぐ駅伝方式で実施。『イッテQ』MCのウッチャンナンチャン・内村光良が「ランナープレゼンター」として、いとう、よしこに告げて発表された。残りの2人は、後日発表される。

坂本雄次トレーナーは「これまでのマラソンの中でも最もスゴい挑戦だと思いました。駅伝に関しては、襷をつないで行くので、1人が遅れてたら他の人たちがカバーしていかなきゃいけない。1人で走るよりプレッシャーがあると思いますが、自分たちの走りを確実にすることが大切。お互い励まし合いながら、実際の力以上のものを発揮してもらいたい」とコメント。

いとうとよしこについては「テレビでよく拝見しています。温かい、元気、前向き、という印象。『イッテQ』の無茶振りも期待以上の結果を出しているので頑張り屋さんなんだろうなと思っています」と語る。

そんな2人の課題については「2人とも『減量』です。本番までに最低5キロ、できれば8キロ減らさないと。また、下半身(臀筋、大腿筋)の筋力強化も必須です。練習は6月末からスタートしました。練習を通して、現在の身体の状態、ランニングするとどうなるか?を理解してもらいつつ、本番に向けて数々の不安を払拭していければと思います」と話している。

いとう、よしこそれぞれのコメントは以下のとおり。

いとうあさこ

「24時間チャリティーランナーの“1人”に選ばれました」って内村さんから言われた時、何を言っているのかまったく意味が分からなかった(笑)。未知のことすぎて「怖い」でも、「がんばろう」でもなく、ただただ「?」だった。でも、「もう1人発表します」って言われて、よしこ(ガンバレルーヤ)の顔を見た瞬間に、本当に理由が分かんないんですけど、涙が止まらなくなって。そこで「あ、ホントに走るんだ」っていう実感と「よしこがいるから頑張ろう」という気持ちがわいてきて。そこで改めて内村さんから「やりますか?やりませんか?」と聞かれて、ようやくちゃんと「やります」と言えました。やりますか?やりませんか?なんて、「電波少年のやり口だな。それで無人島行ったな」って思い出しましたけど(笑)。元々運動は好きなんですけど、短気なんで同じことをずっとやるのが嫌で。だから走ることに関しては完全に短距離走派だったんです。だから、このあいだ練習で7キロ走ったのが、人生で最長距離じゃないですか(笑)。練習後にスタッフさんに「痛い箇所があったら、指さしてください」って言われたんですけど、両手じゃ足りなかったです(笑)。(本番に向けて)今は、プレッシャーともワクワクとも違う気持ちです。ただ一緒に走る4人のつながりがパワーをくれている。その心強さをとても感じていますね。

ガンバレルーヤ・よしこ

(サプライズロケで)内村さんから「よしこおめでとう!」と言われたので、てっきりイッテQの遠泳ロケに行かされるのかと思いました(笑)。でも、その後マラソンに決まったよって言われて、びっくりしたんですけどうれしくて、でも不安も大きくて。半々くらいですね。その後、あさこさんも走るって聞いて1人じゃないって知ってすごく安心しました。学生時代からバスケ、バレー、スイミング、エアロビクスと運動はしてました。寛平マラソンへも出場してフルマラソンを走ったこともあります。ただ、9時間くらいかかって足切りでゴールできなかったんです。無茶苦茶しんどくて、地獄のようでした(笑)。サプライズロケの後、あさこさんが「不安が大きかったけど、よしこも走るって知った時にがんばろうって思えた」って言ってくれたんです、涙出そうになって。正直、いまはプレッシャーを感じるほどの実感があまりないんですけど、大先輩からの言葉が一番うれしかったですし、がんばろうと思いました。