「レジクリ♪レジクリ♪」の歌に合わせて踊るアイドル。レジーナクリニックの新CMが今年5月から流れはじめ、ツイッター上では「かわいすぎる」「中毒性がある」「うちの子が泣きやむ」といった様々な感想がつぶやかれている。
このアイドル役に扮しているのは、『non-no』専属モデルを務める鈴木ゆうか(22)。過去には、瀬戸康史との共演CMで“リュリュ子”を演じたことでも知られる。鈴木は、一体どのような人物なのか。また、今年5月の改名秘話とは。CM撮影エピソードも探るべく、本人を直撃した。
■撮影中に監督から声援「たこ焼きー!」
――仕事上テレビをよく観るのですが、鈴木さんのCMを本当にたくさん目にするんですよね。
結構、印象に残ってしまいますよね(笑)。実は私、まだ2~3回ぐらいしか見てないんですよ。
――周りはどんな反応ですか?
CMが流れ始めてからツイッターのフォロワーが1万人ぐらい増えて、感想もたくさんいただいています。あと、フォロワーの通知が急に多くなると、「いまCM流れてるんだ!」とすぐに分かります(笑)。
――なるほど(笑)。そういった反応がある前、ご自身としてはどのような感想を抱いていましたか?
アイドルになった気分で撮影させてもらえたので、その世界観がちゃんと現れていると感じました。セット、音楽、衣装もすべてオリジナルで、K-POPをイメージしているそうです。ダンスの練習は1日4~5時間を3日間、振付師の方に直接指導していただきました。CMは15秒ですが、ダンスは1分30秒ぐらい撮っています。
――えっ! そんなにあるんですか!?
そうなんです。ダンスのバリエーションも結構あるんですよ。通しで踊ると、汗かいてしまうくらいハードでした(笑)。一生懸命頑張ったので、フルバージョンもいつか公開されたらいいなと思います。後ろで踊っている方々は、本物のダンサーなので、そういうプレッシャーもありました。
――ダンス経験は?
幼稚園の時に習っていたんですけど、小学校2~3年ぐらいの時に引っ越しして通えなくなったので辞めてしまいました。なので、ほとんど未経験です。
――月田茂監督は、乃木坂46のMVや数多くのCMを手掛けている方ですね。
CMに出させていただくのは2回目で、初めてのCM(ファッションサイトRyuRyu)でも同じ監督だったんです。緊張もせず、すごく盛り上げてくださいました。
――監督からはどのような指示がありましたか?
私、たこ焼きが好きなんですけど、疲れて笑顔がなくなりそうになった時に、監督が「たこ焼きー!」って叫んでくれたのが忘れられないです(笑)。
――(笑)。
それですごく笑顔になって(笑)。当日も、たこ焼きの差し入れをいただきました。
――設定がアイドルなので、笑顔も重要だったんですね。中でも苦労したのは?
普段は使わない筋肉を使うので肩や膝が痛くて、それがちょっと大変で。1分30秒を3連続で踊ってから休憩、その繰り返しでした。膝を上下しながらお尻を振るダンスもあったんですけど、CMに使われてないのでやっぱりフルバージョンを公開してほしいです(笑)。
――ぜひ実現してほしいですね! SNS以外の周囲の反応はいかがですか?
友達は、振り付けのポーズを真似しながら「見たよー!」と言われます(笑)。スタッフさんからも、よくCMの話題を振ってくださいます。前回のCM、リュリュ子ちゃんの時は瀬戸康史さんが主役なので、今回の方が反響は大きかったです。