フジテレビのバラエティ番組を制作する第二制作室の「第4回企画プレゼン大会」で優勝企画(金メダル)に選出された『日本列島ローカルスクープ なんてニュースだ!もういいゼ!』が、きょう13日(16:25~17:20)に放送される。
全国のローカルタレントが、人脈・情報網を駆使して地元の仰天スクープを紹介するという番組で、スタジオにもローカルタレントたちが集結。そんな中、収録で独特の存在感を放っていた栃木のローカルタレント・クックマンを、本番後に直撃してみた――。
■『SASUKE』に出場経験も
――今回の番組に出演しての感想はいかがでしたか?
やっぱり東京はすごいな…というのが正直な感想です。カメラの数も多いし、照明も明るいし。栃木は夕方には暗くなるんですけど、東京は夜でも明るくて、昼だか夜だか分からないくらい華やかで、すごく良かったです。それに、小峠(英二)さんや伊達(みきお)さんという地方出身の方が東京で頑張っているのを見て、圧倒されました。オーラがあるなと思いましたね。
――栃木のテレビ局・とちぎテレビにも出演されるんですか?
たまに出るんですが、人口密度からして全然違いますね。多くの人の力で1つの番組を作り上げてるんだなと感動しました。
――今までキー局の番組に出演されたことはあるんですか?
ちょこちょこはあったっんですけど、本当に数年ぶりくらいに連絡をいただきました。フジテレビさんは初めてだったので、うれしかったです。
――他局ではどんな番組に出演されたんですか?
『スッキリ』(日本テレビ)とか、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)とか。あと、『SASUKE』(TBS)にも出ました。
――チャレンジャーとして出場されたんですか!?
はい。この覆面をかぶって出たんですけど、自分の番は夜になっちゃって、目の部分が暗いので周りが全然見えなくて、3歩で水に落ちました。
――今回のご出演で、オファーが増えるといいですね。
そうですね。こういうのは本当に助かるんですよ!
■全国区を目指していたけど…
――あらためて、ローカルタレントとして、どのような活動をされているんですか?
「クックマン」という名前なので、食に携わる活動をしています。イベントやホテルのステージで踊りながら料理を作って楽しませたり、料理教室もやってます。
――ローカルタレントというのは、どのようにしてなるんですか?
いや、全国を目指してたんですけど、ローカルで止まってる状態なんですよ(笑)。気づいたら「ローカルタレント」って言われるようになってたんです。
――ローカルタレントさん同士の横のつながりというのはあるんですか?
それなりにはありますね。営業で現場が同じになることが多いので、仲良くなれるんです。
――今回の収録では、ジェームス英樹さん、水田かおりさん、イバラキングさんと、クックマンさん以外の3人全員がなぜか茨城のローカルタレントさんでしたが、仲良くなれそうですか?
収録では栃木のことをすごいディスってきたんですけど、楽屋ではすごくいい人で、「栃木いいとこだよね」とか「○○に行ったことあるよ」とか、すごい褒めてくれて。皆さんと名刺交換させていただきました。
■大阪に負けない栃木のおばちゃん
――今回の番組では、VTRでもいろんなローカルタレントさんが出てきましたね。
濃いなあと思いました(笑)。普段目にできないような方が多くて楽しかったです。ただ、どうしても他県なのでライバル的な感じで見ちゃって…。良いところはあまり見ずに、ツッコミどころしか探せなかったですね。
――クックマンさんだったら、どんな栃木のローカルスクープをご紹介されますか?
観光スポットは日光とか那須とか有名なので、もっと町の中に密着してもらえると面白いかなと思います。大阪のおばちゃんって面白いと言われるじゃないですか。栃木も負けてないくらい、面白いおばちゃんがいっぱいいますからね。
――今回はある種特殊な出演のされ方でしたが、ぜひクックマンさんの見どころをお願いします。
えっと、見どころ…。見方によっては面白いと思いますので、ぜひ見てください(笑)
――今日はこのまま栃木に帰られるんですか?
せっかく東京に来たので、焼肉を食って帰ります。知り合いの社長さんが「スタミナ苑」という焼肉屋さんを予約してくれたので。