13日放送のTBS系音楽特番『音楽の日2019』(14:00~29:00、約13時間生放送)で、9日にくも膜下出血のため亡くなったジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんの追悼企画が行われ、昨年末に芸能活動を引退し、裏方に専念している滝沢秀明氏がコメントを寄せた。

今年の『音楽の日』では、滝沢氏プロデュースによる企画を実施。それに先立ち、滝沢氏の手紙を総合司会の中居正広が読み上げた。

滝沢氏は「本日はこのような形でお時間をいただけたこと、大変うれしく思います」と感謝。「みなさんもご存知の通り、私の恩師でもありますジャニー喜多川社長が先日87歳で人生の幕を下ろしました。タレント、社員一同、動揺いたしましたが、こんな時こそ『Youは人を笑顔にするんだよ。悲しんでいる場合じゃないよ』というジャニーさんの声が聞こえるような気がして、私たちは少しずつ前に進み始めております」と伝えた。

そして、「私は2018年末に芸能界の表舞台から引退しました。ジャニーズが大好き、ジャニーさんへ恩返しがしたい、そんな強い思いからでした」と改めて裏方に専念した思いを説明。「ジャニーさんの存在は大きすぎて決して超えられるものではない。だからこそ今この仕事は私の一生をかけたテーマになりました。私は今、ジャニーズJr.に想いを乗せ、彼らと共に苦しみ、共に喜び合う決意をしました」と打ち明けた。

さらに、「本日もSnow Manをはじめ、HiHi Jets、ジャニーズJr.のみんなが熱いパフォーマンスをしてくれると思います。悲しみを乗り越えた若者たちの瞳をご覧ください」と呼びかけ、「ジャニーさんが育てたジャニーズJr.、これからは私から彼らが巣立っていけるように全身全霊を捧げてやっていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」と誓った。

その後、Snow Man、HiHi Jetsらによる「汗」をテーマにしたパフォーマンスが繰り広げられ、先輩たちが温かく見守った。