元SMAPの中居正広が13日、テレビ朝日系番組『中居正広のニュースな会』(毎週土曜12:00~ ※一部地域除く)に生出演。9日にくも膜下出血のため亡くなったジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川さんとのエピソードを明かした。
番組では、SMAPを含め、ジャニーズの歴史を振り返る映像を放送。神妙な面持ちで映像を見ていた中居は、スタジオトークが始まると「僕個人としてもとても大きな出来事でしたけど」と話し出した。
ジャニーさんとの思い出を語る中で、同局の音楽番組『ミュージックステーション』にまつわる苦いエピソードも披露。「歌う時、アドリブでマイクをくるくるって回してパッて、カッコつけたい時期があった。それが決まると気持ちいいんですよ。あるとき、マイクが落っこっちゃって、照れ笑いしながら踊ったんですけど、オンエアが終わったあとにジャニーさんに怒られまして」と話した。
ジャニーさんから「本来ならばマイクが落ちたら音が出るはずだ」と言われ、中居は自分がマイクを落としたときに音がしなかったことに気付いたという。そして、ジャニーさんから「YOUのマイク入ってないんだよ! YOUのマイクは入ってないから回しちゃダメ」と言われ、今では“口パク”をネタにしているが、その当時は「え!?」と驚いたという。
それまでは「入っていると思って歌っていました」と中居。「それから自分のマイクが入ってないか気になっちゃって気になっちゃって。入ってないの。俺のだけすげー軽い。電池も入ってないの。『ジャニーさん、俺のマイク電池も入ってないんだけど!』」と話して笑いを誘い、「『気分的に電池だけは入れておいてください』って言った」と明かした。