リゼクリニックはこのほど、「夏のボーナス」に関する調査結果を明らかにした。同調査は6月24日~25日、20~39歳の男女400名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 今年の夏の賞与(ボーナス)、いくら支給されましたか?

    今年の夏の賞与(ボーナス)、いくら支給されましたか?

今年の夏の賞与(ボーナス)はいくら支給されたか尋ねたところ、42.8%が「支給はない」と答えた。支給はない以外で最も多い回答は「10万円~20万円未満」(8.8%)で、以下に「40万円~50万円未満」(8.0%)、「20万円~30万円未満」(7.5%)と続いた。

ボーナスが支給された人を対象に、過去数年と比較してボーナス支給額が増えたと感じるか聞くと、54.6%が「少し増えた」と答えた。「少し減った」は31.9%、「かなり減った」は8.3%、「かなり増えた」は5.2%だった。

職種別に、今年の夏の賞与額に満足しているか尋ねたところ、「満足していない」という回答が最も多い業界は「介護・福祉」だった。次いで「医療」「コンサルタント」「教育」「事務」「建築」「企画/管理」「エンジニア」「サービス業」「営業」が続いた。

今回の夏の賞与(ボーナス)は何に使うか聞くと、約5割が「貯蓄」と答えた。続いて「国内旅行」「海外旅行」「家電購入」「趣味の活動」となっている。

  • 今回の夏の賞与(ボーナス)は何に使いましたか?

    今回の夏の賞与(ボーナス)は何に使いましたか?

職種別にボーナスの使い道について尋ねると、営業、企画・管理、事務、エンジニア、サービス業、建築、医療、教育は「貯蓄」という回答が最も多かったのに対し、コンサル職は「美容整形」が最多回答だった。

現在、自身の貯蓄はどれくらいあるか尋ねると、20.3%が「貯蓄はない」と答えた。「1万円~30万円」は13.5%、「301万円~500万円」は10.8%、「101万円~200万円」は10.5%だった。

毎月どれくらいの金額を貯蓄に回しているか聞いたところ、「3万円~5万円位」という回答が最も多かった。「毎月の貯蓄はしない」という回答が最も多かったのは、30代男性(26.0%)で、4人に1人は貯蓄をしていないことがわかった。