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【この記事のエキスパート】
整理収納コンサルタント/暮らしコーディネーター:瀧本 真奈美
株式会社クラシングR 代表取締役
化粧品会社勤務、看護師を経て転職。
整理収納コンサルタント、住宅収納スペシャリスト、時短家事コーディネーター(R)expert他、資格有。
出版書籍6冊、掲載誌は130冊を超える。
専門家として「サタデープラス」「ZIP!」「ラヴィット!」などメディア出演も多数。
SNS総フォロワー19万人のインフルエンサーとして暮らしを提案、執筆、講演、SNSコンサル業務、ショップ経営など幅広く活動している。
洗濯物を干すときに欠かせない物干し竿。利用する場所が屋外か屋内なのかによって素材に着目して選ぶ必要があります。本記事では専門家からのアドバイスをもとに、そんな物干し竿の選び方とおすすめ商品をご紹介!物干し竿の処分方法やサビない方法についても解説しています。
素材やポールサイズなどに注目!
物干し竿の選び方
整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さんに物干し竿を選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】素材
【2】長さ
【3】伸縮機能
【4】耐荷重
【5】太さ
【6】ハンガー掛けの有無
これらを抑えて、洗濯時間をより快適にしましょう!
【1】干す場所に合わせて素材を選ぶ
物干し竿の素材はアルミ製、ステンレス製、スチール製があります。干す場所によって適した素材が異なります。住居や生活スタイルからどこに干すことが多くなるのか考えてみましょう。経年劣化による交換のことを考えると、素材選びも慎重にしたいものです。
屋外干しが多いなら、錆びにくい「オールステンレス製」か「アルミ製」
一般的に物干し竿は、水に強いステンレス素材を巻きつけたスチールパイプ製品であることが多いです。長い間、物干し竿を買い替えることなくきれいに使いたい場合は、オールステンレス製の物干し竿がおすすめ。購入時のコストこそ高めですが、高い耐久性とさびにくさ、見た目のきれいさを兼ね備えています。多少重さはありますが、丈夫なので長持ちします。
サビにくさではアルミ製もすぐれており、アルマイト処理などの特殊な処理がほどこされているので色褪せも少なく強度があります。アルミ製の物干し竿は、なんといっても軽いのが特徴です。値段は他の素材に比べると少々割高かもしれません。
室内干しが多いなら「スチール製」がおすすめ
スチールはサビやすいのがデメリットですが、屋内で干す分には雨に濡れることもないので問題ありません。それに、ほかの素材と比べて安価なので入手しやすいですよ。
【2】物干し台よりも余裕をもった長さを選ぶ
もともとベランダなどに竿受けが設置されている場合は、それに合う長さのものを選んで購入する必要があります。あまりに短すぎると強い風を受けて竿受けから落ちてしてしまうこともあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
物干し台から、両端プラス30cm程度の長さがでる物干し竿が使いやすいと言われています。その場合、3~3.5mの物干し竿がベストな長さになります。
【3】伸縮機能にも注目!
物干し竿には長さを調整できるタイプがあります。洗濯物の量に合わせて長さを調整できたり、引っ越しするときにベランダに合わすことができるのでとても便利です。伸縮タイプの物干し竿には「伸縮タイプ」と「ジョイント継ぎタイプ」の2種類があります。
回すだけで伸びる「伸縮タイプ」
伸縮タイプのメリットは場所に合わせて長さを調整できるところ。また回すだけ伸縮できるので扱う手間も少ないでしょう。デメリットは伸縮する両端の耐荷重が少々弱いところです。洗濯物を干しすぎるとしなることもあります。
2本の竿を1本につなぐ「ジョイント継ぎタイプ」
ジョイント継ぎタイプのメリットは2本をジョイントして使うので使わないときは短いまま収納できます。デメリットは伸ばすときにつなぎ合わせないといけないので少々手間がかかります。
伸縮機能がある物干し竿は「2.2~3m」など幅をもって表記されていますが、限界まで伸ばすとジョイント部分の強度が弱くなるので要注意。
【4】耐荷重もチェック
物干し竿の耐荷重もチェックポイントのひとつです。ひとり分の洗濯ものの平均重量はおよそ1.5kgといわれており、4人家族であれば1.5kg×4人分で約6kgということになります。ただ、濡れると更に重くなるので、耐荷重8~9kgを目安に選びましょう。
一度に多くの洗濯物を干すことや、布団を干すこともあるでしょう。耐荷重20g程度を目安に選べば、ほとんどの場合対応できると思います。
【5】太さで選ぶ
布団を干すこともあるのなら物干し竿の太さもチェックしましょう。ほとんどの物干し竿は物干し台に使える直径3cmです。一般的な洗濯ものを干すのならこの太さでじゅうぶん。
布団も干す場合はより強度のある太めのタイプを選びましょう。それより細いものを選びたい場合、物干し竿を2本束ねて使うという手もあります。
【6】ハンガー掛けの有無で選ぶ
強い風が吹くと洗濯ものが飛ばされたり、片方へ吹き寄せられたりします。ハンガー掛けの穴やフックがついていると、きちんと間隔を開けて干せるので便利。強風に飛ばされるのも防げます。
ポールのしたに波形のハンガー掛けがあるものが使いやすいです。とくに高台や海の近くなど風が強い地域にお住まいの方には必須の機能でしょう。固定の面だけでなく、家事時間の短縮にもつながります。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)