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【この記事のエキスパート】
スーパーエコごはん研究家:桃世 真弓

スーパーエコごはん研究家:桃世 真弓

スーパーなど手に入りやすい食材で、簡単美味しい節約・時短レシピを得意とする。
誰でも簡単に作れる体にもお財布にも優しいメニューは、主婦や忙しい女性から絶大なる支持を得ている。

テレビ、雑誌でのレシピ提供、年間500食以上の食べ比べ、家電キッチンツールの検証、企業向けの料理講師など幅広く活躍中。また、混ぜるだけの味噌作り講座を主催し、体に優しい味噌の美味しさを広めている。


料理やお菓子作り、ケーキのデコレーションに欠かせない絞り口金。バラ、花、星型などさまざまな形があり、生クリームはもちろんアイシングクッキー、モンブラン、チュロス、シュークリームなど様々なお菓子作りに活用できます。ここでは口金の選び方とおすすめ商品を紹介します。

【お菓子作り好き編集部員が徹底解説】初心者はここをチェック!
口金の選び方

お菓子作りのデコレーションには欠かせない口金。はじめて購入する方は、どんな点に注目して選べばいいか悩みますよね。口金を選ぶ際は、以下のポイントに着目しましょう。

【1】口金の形
【2】口径サイズとつなぎ目
【3】材質
【4】付属品
【5】セット商品

上記のポイントをおさえることで、あなたに合った商品を見つけることができます。ぜひ参考にしてみてください。

【1】作りたいものにあわせて「口金の形」を選ぶ

まずは、口金の形を選んでいきましょう。口金の形は、サイズ違いも合わせるとかなり多くの種類があります。大きく分けると、6種類。まずは、作りたいものをイメージしながら6つのなかでどの形がいいか選んでいきましょう。

丸口金|マカロン・メレンゲクッキー・デコレーションケーキなど

出典:Amazon

まずは、丸口金。名前の通り先が丸い形をしたものは、シンプルな形状なので、あらゆるデコレーションケーキに使えます。

直径1.5cmほどの太めの丸口金を使えば、ぷっくりと丸い「kissチョコ」のような形にクリームを絞ることができます。また、直径3mほどの細い丸口金を使えば、ペンで絵を描く感覚でデコレーションができます。文字を書くときにもぴったり!

星口金、花口金|ホイップといえばこれ! 王道の星型クリームが絞れる

出典:Amazon

口金といえば、この星口金を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。誰もが思い浮かべるだろう、絞るとクシュクシュっとしたあの形。星口金よりも切込みが深いものを花口金と呼ぶことがありますが、どちらも似たような形に絞れます。

デコレーションケーキを作るのには欠かせないので、ひとつは持っておきたい形です。ケーキ以外にも、絞り出しクッキーやカップケーキ、マカロンなど、華やかなスイーツを作ることができます。

サイズ違いを複数持っておくことで、デコレーションの幅も広がりますよ!

片目口金|ひと味違ったおしゃれなデコレーションケーキが作れる

出典:Amazon

片目口金は、先が平たく、片方だけにギザギザがついている形をしています。丸、星、とつづいて3つめに持っておくと便利なのがこの「片目口金」。

絞ると、線がついたひも状のクリームがでてきます。デコレーションケーキのうえに絞ると、それだけで一気にケーキがワンランクアップ。見た目がおしゃれになりますよ!

サントノーレ|本格的で上品なデコレーションに!

出典:Amazon

サントノーレ口金は、先が大きなしずくのような形になっています。絞ってみると、まるでケーキ屋さんに売っているかのような少し凝ったクリームを簡単に出すことができます。

おしゃれなティラミスや、ロールケーキのうえにするデコレーションとしてぴったり。お菓子作りが趣味の方にはぜひ挑戦してみてほしいです!

専用系|モンブラン口金、シュークリーム口金、アイシング用口金など

出典:Amazon

モンブランやシュークリームなど、特定のお菓子を作るための口金もあります。モンブラン口金は、先に小さな穴が複数空いている形です。クリームを絞ると、細い麺状の形をして出てきます。

シュークリーム口金は、一般的な口金よりも細長く、漏斗(ろうと)のような形をしています。先は斜めカットの丸い形をしていて、シュー生地のなかにクリームを注入しやすい仕様になっています。

これらの専用口金は、普通の口金と比べると少しお値段が張るものも。でも、お菓子好きはぜひチェックしてみてください!

リーフ・バラ|葉っぱとバラのクリームが絞れるすぐれもの

出典:Amazon

最後に、リーフ口金とバラ口金です。

リーフ口金は、先に2か所の切込みが入っているような形をしています。口金を横に寝かせるように力を入れることで、あら不思議! かわいらしい葉っぱの形のクリームを絞ることができます。

バラ口金は、先ほどご紹介した「サントノーレ口金」のようなしずく型ですが、そのしずくが非常に細い形になっているのが特徴。この細いしずく型を使って、1枚1枚花びらを重ねていくことで、キレイなバラが完成します。バラ絞りは少しコツがいるのですが、練習すれば素敵なデコレーションが完成します!

3D口金|ボリューミーで豪華なデコレーションに

出典:Amazon

さまざまな形が作れる口金の中で、特別なスキルを持たなくても豪華で立体的な花の形を絞れるのが3D口金。垂直・一直線に絞るだけで、かんたんに華やかなデコレーションが作れることで人気の高い口金です。

クリームやアイシングの生地に色をつけるよりも立体的でカラフルなお花のデコレーションができるので、凝ったお菓子を作りたい人向けです。最初は少し練習が必要ですが、素敵なデコレーションができるでしょう。

【エキスパートのコメント】

>>>プロからのワンポイントアドバイス

はじめて口金を購入するときは、丸型と星型を選ぶことをおすすめします。

丸型は、シュー生地、ビスキュイ、デコレーション、マカロンなどなど、アイディア次第でいくらでも楽しむことができます。

星型は、デコレーションがメインになりますが、星型をひとつ持っているだけでバースデーケーキもクリスマスケーキも作れてしまいます。

【2】口金の口径サイズとつなぎ目をチェック

同じ形状でもサイズが変わればまったく違った印象になる口金。形の次に重要なのは「サイズ」選びです。

1cm前後の口金が標準サイズと覚えておこう

口金の口径にはさまざまなサイズがあります。特に「WILTON(ウィルトン)」など海外製の商品名をみると、「#1」「#2」などの番号がつけられていることが多いです。

この番号が小さくなるほど口径も小さくなり、番号が大きくなるほど口径も大きくなります。また、「#M1」や「#2D」は、太めの仕上がりで、カップケーキの絞り出しデコレーションにぴったりです。

日本製の商品は、「9mm」など口径サイズが記載されていることが多いので、そちらをチェックしてくださいね。

■口径が大きい口金|デコレーションがボリューミーで華やかに仕上がる
■口径が小さい口金|こまかいデコレーションがきれいに仕上がる

5号(直径15cm)程度のデコレーションケーキであれば、1cm前後の口金が使いやすいですよ。

つなぎ目に引っかかりがないかチェックして

また、絞ったときにきれいに絞れるかどうかは口金の「つなぎ目」部分が大切。実際商品を見て購入するときには、つなぎ目部分にガタつきがないかをチェックし、ネットショップで購入する場合には写真やレビューをよく確認しておきましょう。

【エキスパートのコメント】

>>>プロからのワンポイントアドバイス

すべての口金を選ぶ際に注意したいのが、口金の継ぎ目や形です。引っかかりなどがあると、絞ったときに歪みなど差が出ますので要注意です。

星口金、花口金は、「何切り」かもチェック!

出典:Amazon

星口金や花口金は、サイズのほかにもうひとつチェックポイントがあります。それが、切込みの数を表した「〇切」という表記。

メーカーによって多少の表記違いはありますが、基本的には4種類の切込み数があります。「6切」「8切」「10切」「12切」が代表格です。切込み数が大きくなるほど、出てくるクリームの形が複雑になっていきます。

【エキスパートのコメント】

>>>プロからのワンポイントアドバイス

サイズは、丸型は口径1cm、星型は8切りのものがおすすめです。絞りのアレンジの仕方でバリエーションが増えるので、このふたつの口金を持っていればじゅうぶんお菓子作りを楽しむことができるでしょう。

【3】それぞれの特徴をふまえて「材質」を選ぶ

口金の材質にはいくつかの種類があります。大きく分けると、ステンレス製、真鍮(しんちゅう)製、プラスチック製の3種類に分けられます。

■ステンレス製:洗いやすく、丈夫なので長く使えます。

■真鍮製:ニッケルをコーティングして仕上げてあります。真鍮製はステンレスに比べやわらかいので、強く押したりすると変形します、扱いに注意しましょう。

■プラスチック製(使い捨て):比較的安価で手に入り、手軽に使えるのがポイント。生クリームでデコレーションするとき、ガナッシュを絞るときに便利です。ただし、耐久性は金属製に比べると劣ります。やわらかいプラスチックなので、洗って再利用するのには向きません。

【4】「口金ブラシ」や「取り替えキャップ」など付属品もチェック

出典:Amazon

口金を選んで購入するときには、口金そのものだけでなく「口金ブラシ」と「取り替えキャップ(カプラー)」も一緒にそろえておくと便利です。

口金ブラシは類似品が100円ショップなどにもありますが、やはり専用の商品の方が口金のこまかい部分まできれいになります。また、口金と絞り袋の穴を固定できる取り替えキャップがあれば、絞り袋と口金のサイズが合わず、口金が飛び出てしまうような場合などでも安心して作業ができます。

これらはセットで購入すれば含まれていることもあるので、付属品の有無もチェックしておくとよいでしょう。

【5】基本の口金がセットになった商品はコスパが高い!

出典:Amazon

口金は、単品で売っているものとセットになっているものがあります。ピンポイントで欲しいものがある方は単品をチョイスし、いくつか同時に入手したい方は「セット商品」を検討してみてください。

口金は、ひとつだけではなくいくつかの種類がある方がデコレーションの幅が広がります!

>> プロのワンポイントアドバイス

【エキスパートのコメント】

つなぎ目などひっかかりに気をつけて

つなぎ目や材質など、自分にしっくりくるものを選ぶとよいでしょう。大切に扱えば、長くずっと使えるものなので、形や材質など気に入ったものを選ぶことをおすすめします。

また、繋ぎ目に引っかかりなどがあれば、使う前に交換してもらいましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)