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【この記事のエキスパート】
片付け・お掃除伝道師&クリアリングセラピスト:中山 ゆうみ

片付け・お掃除伝道師&クリアリングセラピスト:中山 ゆうみ

1997年より年間約1500件、20年間にわたって累計、30,000件にも及ぶお部屋の片づけと掃除に携わってきました。
「片付けられない」悩みに寄り添う「片付けサポート」にたくさんのご依頼をいただいています。
『勝間式汚部屋脱出プログラム』の書籍にも紹介されました。


リビングをおしゃれに演出してくれる「北欧風テーブルクロス」。かわいい草花や鳥など自然をモチーフとした絵柄や、暖かみのある色合いが魅力的ですよね。本記事では、北欧風テーブルクロスを選ぶときのポイントとおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。

北欧風テーブルクロスの魅力

出典:Amazon

まずは、北欧風テーブルクロスには、どのような魅力があるのかについてご紹介します。

北欧風テーブルクロスの特徴は、北欧ならではの植物や自然がモチーフとなったデザインにあります。美しくてやさしく、明るいその柄は、食卓を彩ってくれます。また、機能や素材にもこだわって作られているものが多いのも、魅力といえるでしょう。

北欧風テーブルクロスの選び方

それでは、北欧風テーブルクロスの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。

【1】素材
【2】加工の有無
【3】形状
【4】サイズ
【5】厚み
【6】デザイン

上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】素材をチェック

テーブルクロスは、素材によって質感や見た目が大きく異なります。インテリアになじむ素材を選びましょう。

▼コットン|手触りがよく使いやすい

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コットン(綿)は、通気性がよく、汚れても洗濯がしやすいという特徴があります。そのため、小さなお子さんがいるご家庭など、テーブルを汚してしまう可能性があるご場合は、コットン製のテーブルクロスは、すぐに洗濯して乾かすこともでき、扱いやすいでしょう。

また、手触りがよくなじみやすいため、天然素材で使い心地のよいテーブルクロスがほしいという方にもピッタリです。

▼リネン|ナチュラルな雰囲気に

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リネンは、麻の一種であるフラックスという植物が原料となっています。少し凹凸の感じられる触り心地と、素材そのもののナチュラルな雰囲気が特徴なので、部屋のファブリックを自然な素材で統一したいという方におすすめ。また、使い込んでいくうちに変化がおき、味が出てくる点も魅力になります。

長く使うことができるテーブルクロスがほしいという方にもピッタリです。

▼ポリエステル|撥水性が高い

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ポリエステルは、ポリエステル糸や繊維を使用して作られる布のこと。石油などをもとに作られる合成繊維の一種になるので、天然素材ではありません。ナチュラルな雰囲気はありませんが、撥水性があり、使いやすいのが魅力です。

小さい子供がいて、水などの飲み物をこぼすかもしれないご家庭などでは使いやすい素材です。また、キズがつきにくく、耐熱性があります。

▼ビニール|汚れ・水に強い

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ビニールも、ポリエステルと同じ人工的な素材でできています。汚れが素材にしみこみにくく、食べものや飲みものをこぼしてしまってもすぐにふき取れるという点が魅力です。お手入れがしやすく、かつ衛生的な素材だといえるでしょう。

また、薄めのものから厚めのものまであるので、テーブルをキズつけたくない場合は、厚めのものを選ぶとテーブルクロスがテーブルを守ってくれます。

【2】加工の有無をチェック

出典:Amazon

毎日の食卓で使用するテーブルクロスは、撥水加工や耐熱加工の有無も大事なポイントです。

▼撥水加工|汚れてもサッと拭きとれる

汚れたり、テーブルクロスがぬれたりするのを防ぎたいという場合は、撥水加工が施されているものを選ぶのがおすすめです。水はもちろん、ジュースや汁もの、調味料などのさまざまな飲食物の汚れがクロスにしみこみにくく、ふき取りがかんたんです。

小さなお子さんがいる家庭では、撥水加工のものを選ぶと、普段のお手入れがしやすくなるでしょう。

▼耐熱加工|熱による変形の心配がない

耐熱加工がされているテーブルクロスを選ぶと、熱によって変形したりダメージを受けたりする可能性がなくなります。とくに鍋料理や焼肉など、卓上で火を使ったり、高温になる料理をする場合は、耐熱加工がされているテーブルクロスを選ぶことをおすすめします。

耐熱加工がされているかどうかも、テーブルクロスを選ぶ際に重要なポイントといえます。

【3】形状をチェック

テーブルクロスの形状は、使用しているテーブルに合わせて選びましょう。

▼正方形|丸テーブルやミニテーブルに

出典:楽天市場

丸いテーブルやミニテーブルなどに使うテーブルクロスを選ぶのであれば、正方形のものがおすすめです。正方形のクロスを小さなテーブルに使うと、テーブルからはみ出た部分のクロスが美しく見えるという利点もあります。

おしゃれさにもこだわりたいのであれば、ぜひ正方形のテーブルクロスを選んでみてはいかがでしょうか。

▼長方形|大きめの長テーブルに

出典:楽天市場

大きめのテーブルに使うのであれば、長方形のテーブルクロスがおすすめです。とくにテーブルが横長の場合は形状にマッチして、クロスがすっきりおさまるでしょう。テーブルからはみ出たドレープの部分も美しく見えます。

パーティーなどのエレガントな場面でも、長方形のテーブルクロスはピッタリです。この場合は大きめのものを選ぶと生地に余裕が生まれてゴージャス感も演出できます。

【4】サイズをチェック

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横長のテーブルクロスを選ぶときは、テーブルにピッタリのサイズよりも縦横が50cm前後大きいサイズを選ぶことをおすすめします。テーブルクロスは、テーブルにかけた状態で25cm程度はみ出るくらいが見栄えがよく、クロスを足に引っかけたはずみで、食器を倒すなどのアクシデントも起こりにくくなるからです。

クロスを購入する際は、テーブルサイズからプラスアルファの長さも考慮してサイズを決めてください。

【5】厚みをチェック

出典:楽天市場

テーブルクロスは素材などによってさまざまな厚みのものがあります。垂れ下がる部分もふくめてもたつかず、邪魔になりにくいのは、0.2mmから1mmほどの薄めのクロスです。

逆に、「テーブルを食器の摩擦や熱、へこみからしっかりと守りたい」という方は、2mmから3mmの厚めのテーブルクロスを使ってみてはいかがでしょうか。小さなテーブルに敷くだけでぐっと存在感が増し、インテリアとしてのインパクトも強くなります。

【6】デザインをチェック

出典:Amazon

部屋のインテリアや雰囲気に合わせてテーブルクロスを選ぶのも、おすすめの方法です。たとえば、ナチュラルな雰囲気の部屋の場合は北欧風のテーブルクロスでも自然素材のものや、草花など自然をモチーフにしたデザインをあしらったものを選ぶとよいでしょう。

また、幾何学模様などが施されたテーブルクロスは、部屋の雰囲気がよりスタイリッシュな印象を与えてくれます。さらに、素材や色調などのテイストも部屋の雰囲気に合ったものにすると、調和がとりやすくなります。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

北欧の自然を楽しむ明るいデザインを

日本の冬も地域によっては寒さが厳しいところがあるように、北欧はさらに日照時間が少なく、寒さが厳しい冬の季節があります。

そこで暮らす人々は、室内を暖かくし気持ちも明るくなるような色合いのテーブルクロスやファブリックを好み、とくに、森や草花など自然をモチーフにした柄が多く見られます。使い込んだ椅子やテーブルでも、テーブルクロスを変えるだけで気分が変わるものです。

たとえば、家族や招いた友人たちとたくさんおしゃべりを楽しみたいときには、太陽の日差しのような明るいイメージのものを。ひとりで静かにお茶を飲みながら読書をしたいときは、シンプルでモノトーンなモチーフを選ぶのもいいでしょう。

人気メーカー・ブランドの特徴

商品選びに迷ったら、ブランドから選ぶのもひとつ。ここでは、人気の北欧ブランドをご紹介します。

marimekko(マリメッコ)

出典:楽天市場

marimekko(マリメッコ)は、フィンランドのアパレル企業です。マリメッコの製品は、鮮やかな色の花などを大胆にあしらったデザインが特徴です。テーブルクロスのほか、婦人服、紳士服、バッグなどの服飾雑貨なども手掛けています。

マリメッコのデザインが好きという方は、ぜひテーブルクロスも購入してみてはいかがでしょうか。

IKEA(イケア)

出典:Amazon

IKEA(イケア)は、北欧スウェーデン発の家具や生活雑貨のお店です。日本をはじめ、ヨーロッパ・アジアなど世界各国に出店しています。テーブルクロスについても、さまざまな商品を販売しています。

特徴としては、シンプルで使い勝手がよいことでしょう。柄は、無地やストライプなどのあまり飾らないシンプルなものが多くなっています。

almedahls(アルメダールス)

出典:Amazon

almedahls(アルメダールス)は、スウェーデンのブランドです。クラシックテイストから色合いのはっきりしたPOPな印象を与えるデザインまで出揃っているので、選ぶ楽しさも味わえます。テーブルクロスには撥水加工が施され、お手入れもしやすい点がメリットです。

素材は、リネンやコットンといった、自然で触り心地のよいものを採用しています。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)