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【この記事のエキスパート】
三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家:調 香生子(Koko Shirabe)
学生時代の一人暮らしをきっかけに、SNSで朝ごはんの投稿を始めました。
鍼灸師として働きながら、健やかに丁寧に生きる豊かな暮らしと、健康づくりについて考えています。
影響を受けたのは、街の開業医に嫁ぎ「健康とは」と考え続けた祖母の健やかな暮らしの知恵。
衣食住に必要なすべてのものに歴史や風土の影響があり、物の本質を見抜けるようになりなさいという教えを大切にしています。
平成26年「日本の暮らし」をテーマに三星舎を立ち上げ、健やかな生活に欠かせない商品作りを始めました。
美味しくて身体に良い食べ物、調理道具、器など「家庭料理」にまつわる歴史や文化に興味を持っています。
茶葉の品質を落とさず、美味しさを保つことができる保存容器「茶筒(ちゃづつ)」。この記事ではプロからのアドバイスをもとに、茶筒の選び方とおすすめ商品をご紹介します。手ごろな価格のものから高級品まで質が高くおしゃれな商品を厳選しました。
茶葉に最適な「湿度」「温度」を保つことができる!
お茶専用の保存容器「茶筒」とは?
香りのよいお茶は気持ちをほっと和ませてくれるもの。しかし、保存方法を間違えるとお茶の繊細な香りが失われ、おいしさが半減してしまいます。香りのよいお茶を楽しみたいのなら、保存方法にも気を配ることが大切です。
茶筒は、茶葉に最適な「湿度」「温度」を保つことができるお茶専用の保存容器。いわゆるお茶の缶です。茶筒で保管をすることで、お茶の風味が失われにくくなるメリットがあります。
安いものだと身近な無印良品やニトリのほか、ダイソーやセリアなど100均でも購入可能ですが、通販なら高品質でおしゃれな商品がさらに揃っています!
銅製、木製、ステンレスの違いも紹介!
茶筒の選び方
ここからは茶筒の選び方を詳しく解説するので、商品選びの参考にしてください。ポイントは下記。
【1】密閉性
【2】サイズ、容量
【3】素材
【4】茶葉の種類に応じて茶筒は使い分けを
【5】茶筒口の大きさ
これらをおさえて、自分が使いやすい茶筒を見つけましょう。一つずつ解説していきます。
【1】密閉性の高いものを選ぶ
茶筒は蓋が大きく茶葉がすくいやすいものが使いやすいですが、密閉性が損なわれていないか確認することが非常に大切です。茶葉に酸化は禁物。密閉性が高ければ外気をしっかりと遮断し、茶葉の鮮度を保ってくれますよ。
高級な銅の茶筒のなかには、金槌(かなづち)を使って金属を伸ばし、立体形状を作る「打ち出し」という技法で作られた茶筒があり、茶筒内を適度な湿度で密閉するのにすぐれています。打ち出し以外のものでも、中蓋がある二重構造になっている、蓋との間にゴムのパッキンがついているものなど、それぞれに密閉の工夫があるので購入する前に確認してください。
【2】茶筒のサイズ、容量で選ぶ
茶筒を選ぶ際は、サイズや容量も確認しましょう。50g用、100g用、200g用、300g用など、茶筒は商品により容量もさまざまです。
お茶をおいしく保つには、なるべく空気に触れさせず酸化させないことが大切ですが、蓋を開け閉めする度に空気に触れ、だんだんと劣化していってしまいます。そのため、茶葉を大量に保管するのは避けましょう。
ふだん購入する茶葉の量に合わせて選ぶか、1カ月ほどで飲み終える量を基準に選ぶのがおすすめです。
【3】茶筒の素材で選ぶ
茶筒は、銅やステンレスなど金属でできたもののほか、木製のもの、陶器や磁器などさまざまな素材があります。なかでも代表的なのは「金属製」と「木製」。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
ブリキ製|茶筒に広く採用される、コスパの高い素材
鉄が酸化しないようにスズでメッキした鉄板が、ブリキです。リーズナブルかつ湿気や酸化に強く密閉性が高いため、多くの茶筒に用いられている素材になります。
そんな一方、耐久性は低く、さびやすいので湿度の高い場所や水まわりでの保管・使用は避けるようにしましょう。
銅製|密閉性が高く高品質
銅や真鍮(しんちゅう)の茶筒は、長く最高の品とされてきた高級品です。上品な光沢とシンプルなデザインは、おしゃれでどんなキッチンにもなじみます。
なかでも銅製はとくに人気が高く、多少価格が張るものの使い勝手や密閉性にすぐれているのがポイント。長く使うほどに色味が変化していき味が出るのも魅力です。
ただし、サビやすく扱いには注意が必要。濡れた手でさわらない、乾いた布で拭くなど、管理に気をつけましょう。万が一銅の緑青(ろくしょう・酸化によって起こる青緑色のサビ)が出ても危険なものではありませんし、お手入れによって再びきれいにできます。
木製|木目が美しくおしゃれ
木製茶筒は、木や桜の樹皮など自然の素材が使われており、長く楽しめる工芸品としての魅力もあります。有名な店や職人さんが手掛けた茶筒は、高級感もあり贈り物にも喜ばれるでしょう。
ひと口に木製といっても、和風なデザインから洋風モダンなデザインまで幅広く揃っているので、キッチンインテリアに合わせて選びやすいのも魅力です。
ステンレス製|耐水性がありお手入れしやすい
金属製茶筒のなかでも、ステンレスは耐水性があり丈夫です。お手入れしやすいため、茶葉だけでなくコーヒー豆などほかの食品を保管するのにも使えます。
【4】茶葉の種類に応じて茶筒は使い分けを
日本茶に限らずいろいろな種類のお茶を飲むという方は、茶筒をいくつかそろえましょう。たとえば、日本茶用、中国茶用、フレーバーティー用、紅茶用など、香りが混ざらないように分けて使うことをおすすめします。
【5】茶筒口の大きさをチェック
適切な茶葉の量を使うことが、おいしいお茶を淹れることに直結します。そのため、茶筒から茶葉を取り出しやすいよう、口が大きいものをおすすめします。目分量で入れないように注意しましょう。
また、茶筒の口が大きいと、茶葉が大きめな台湾茶、ほうじ茶、茎茶なども保管しやすくなります。茶葉袋から茶筒に移す際にもこぼしにくく重宝するはずですよ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)