富士フイルムは、毎年恒例の参加型の写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。50,000人の写真展2019」を7月12日から開催する。応募者全員の作品を展示するのが特徴の写真展で、今回は約57,000点の作品を全国33会場で順次展示する。会期は11月10日まで。

  • 富士フイルムの参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。50,000人の写真展2019」が今年も始まった

2006年に「10,000人の写真展」としてスタートし、今年で14回目の開催となる写真展。今回の応募点数は57,564点 (前年比103%)で、応募者の年齢は0歳から97歳まで幅広い。カメラで撮影した写真だけでなく、スマートフォンで撮影した写真(インスタグラムに投稿したものを含む)も対象となる。今回、スマホを使って応募された作品は、作品全体のうち53%に増加し、過半数を占めた(昨年は47%)。

  • 東京のメイン会場となるのが、六本木ミッドタウン内にある富士フイルム東京本社の「フジフイルム スクエア」

  • 展示方法は例年と同じ。力作がズラリと並ぶ様子は壮観だ

  • 今回、応募作品のスマホ比率が初めて半数を超えた。スマホやインスタグラムで撮影した「ましかく写真」も多く展示されている

作品には、写真に込めた想いが書き添えられており、撮影した時の気持ちが来場者も共感できるよう工夫している。各作品固有の番号も割り振られており、来場者が出展者に対してメッセージを送れる「絆ポスト」も昨年に続き設ける。

写真家や著名人が心に残った作品を選出する展示コーナーも用意する。音声再生に対応した新型チェキ「instax mini LiPlay」を用いて出力したチェキプリントも貼付され、手持ちのスマホを使えば音声コメントが聞ける。

  • 写真家や著名人のコーナーも用意。自身で撮影した写真を掲載するほか、心に残った作品を掲出している

  • instax mini LiPlayでプリントした音声コメント付きチェキも掲出され、手持ちのスマホで音声が再生できる

  • すべての作品には固有の番号が割り振られ、来場者は絆ポストを経由してメッセージが送れる

  • 絆ポストの用紙。来場者が手書きでメッセージを伝えられる

会場は、富士フイルム東京本社の「フジフイルム スクエア」や、東京ミッドタウンの東京会場をはじめとした全33会場。全7都市のメイン会場、小規模のサテライト会場が23会場のほか、3カ所の鉄道博物館でも実施する。

  • 東京会場ではスタンプラリーが実施され、チェキマグネットがもらえるチャンスも

  • 応募点数は右肩上がりで、今回も過去最高を更新した

  • 全国33会場で開催する。同じ趣旨の写真展は、海外でも実施する